京都には、京都らしさを感じられる独自の文化や食べ物がたくさんありますよね。観光の思い出作りに、手作り体験などはいかがでしょうか?
そこで今回は、京都ならではの体験ができるスポットをまとめてご紹介します! 小さな子どもでも参加できるものもありますよ♡
1:作っておいしくてうれしい♡ 「おてがるおたべ体験」
![おたべ本館の入口](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/image_50417153-3-1-650x488.jpg)
京都市南区にある『おたべ本館』。京都銘菓『つぶあん入り生八つ橋 おたべ』や『京ばあむ』などを製造販売している株式会社美十(びじゅう)のおたべ本館では、手作りおたべ体験ができます。
![おたべ本館のお土産コーナー](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/image_50411009-650x488.jpg)
入口を抜けると早速おたべをはじめ、さまざまな銘菓が販売されています。本館は本社工場が併設されており、ここでしか手に入らない限定の生菓子などがあるので必見です!
![おたべ体験道場の入口](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/image_50367745-650x488.jpg)
『おてがるおたべ体験』(800円)は、1日に14時からと15時からの部(事前予約制 ※空きがあれば当日案内も可)があり、所要時間は約30分です。
1セットに3種類の生地(プレーン・抹茶・にっき)とトッピング(チョコレート・栗きんとんあん・つぶあん)が準備されていました。季節に合わせてトッピングが変わるそうなので、お楽しみに♡
![子どもが参加するおてがるおたべ体験の様子](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/image_50419713-1-650x488.jpg)
生地とトッピングの組み合わせは自由♡ 「どれくらい入れたらいいかなぁ」などわいわい話しながら、簡単に作ることができます。抹茶生地に小豆と季節限定の栗きんとんをのせてちょっと贅沢に。普段販売されていない組み合わせができるのは、おたべ体験ならでは♡
![お持ち帰り用ケースに入れたおたべ3種類](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/image_50387713-650x488.jpg)
溢れんばかりのトッピングもご愛嬌♡ お持ち帰り用のケースに入れて、当日中に召し上がってくださいね。体験終了後は、手作りのおたべの他に『おたべ名人 修了証書』(裏面は記念撮影の写真)とお好きなおたべを3種類もらえます。
【詳細情報】
おたべ本館「おてがるおたべ体験」
住所:京都府京都市南区西九条高畠町35-2
対象年齢:全年齢
営業時間:10:00~18:00
体験時間:14:00/15:00(約30分間)
料金:800円
定休日:不定休
2:組み合わせは100種類以上「オリジナル梅酒体験」
![蝶矢 外観](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/02/image_50436865-650x488.jpg)
地下鉄烏丸線・烏丸御池駅から徒歩7分の場所にある梅体験専門店『蝶矢 京都店』。街並みに溶け込むように位置する『蝶矢 京都店』は、一面ガラス張りの外観が目印。全国の個性豊かな梅を現代のライフスタイルに合わせて提案し、新たな価値を創造することをテーマとしています。
![蝶矢 京都店 店内](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/02/re_image_50375681-768x576-1.jpg)
こちらは、厳選された素材を使って自分だけの梅シロップや梅酒が手作りできる体験型店舗です。その組み合わせは100通り以上で、梅ひと粒から作れるのは『梅体験』ならでは! 一度に数種類作って持ち帰る人もいるのだとか。
![梅酒キット](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/02/re_image_50395905-768x576-1.jpg)
まずは、素材を選んでいきます。ボトルサイズ、梅の種類、砂糖、お酒を試飲や香りを楽しみつつ、100通り以上の組み合わせの中から決めます。お好みの味にするための相談はもちろん、ボトルに入れた後の見栄えや色の変化も『梅コンシェルジュ』が丁寧に教えてくれますよ!
![お酒を追加](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/02/re_image_50409729-1-768x576-1.jpg)
はじめに行うのは梅のがく取り。次にグラスへ完熟南高と色とりどりのこんぺい糖を加えます。ホワイトラムを加え、南高梅のシールを容器に貼って完成。所要時間は45分ほどで、楽しすぎてあっという間に時間が過ぎてしまいます。
![完成した梅酒](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/02/re_image_50439937-768x576-1.jpg)
体験後にもらうマイボトルシートには、使用した素材や完成までの手引きが記載されているので、あとは自宅で見届けます。漬け込み日から1か月後に完成(梅酒は長期熟成も可能)! シュワシュワ爽やかなソーダ割りで梅を潰しながら味わう贅沢な一杯ができました。
【詳細情報】
梅体験専門店「蝶矢」京都店
住所:京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1階
営業時間:10:00~19:00
定休日:年末年始
3:子どもと一緒に夢中になれる「七味作り体験」
![京城山屋の外観](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/IMG_0148.jpg)
『京山城屋』は、京都市東山区の五重塔が見えるところにあります。旨味深い和の味や、食の伝統を100年以上発信してきました。日本各地にある最高の産地から、最良の素材のみを取り揃えている乾物専門店です。
![七味作り体験の写真](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/IMG_0215.jpg)
『七味作り体験』(1,650円)は、唐辛子など香辛料の粉を混ぜたりゴマを擦ったりします。指示した通りに作業できる年齢から体験可能。今回は、5歳の子どもと一緒に体験しました!
![七味作り体験の写真](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/IMG_0224.jpg)
はじめに『京山城屋』で販売されているものと同じ配合で七味を作ります。混ぜる作業がメインとなっているため、子どもも楽しんで参加していました。調合したあと、ベースの七味をお出汁に浮かべます。お出汁の旨味が活かされた、味わい深い七味になりました。
![七味作り体験の写真](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/1-1.jpg)
味見をしたあとは、自分の好みに近づけるためにカスタムしていきます。まずはベースの七味に、スプーン2杯分のトッピングを追加。その後、任意でもう1種類を追加して完成となります。配合作業が終わると、子どもは「まだやりたかった」と漏らすほど楽しんでいたようです。
![七味作り体験の写真](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/IMG_0268.jpg)
最後は、配合した七味を瓶に詰めていきます。自分の好みに合わせたオリジナルの七味を瓶に詰めていく作業は、宝物を瓶に封じ込めているようで充実感があります。出来上がったオリジナル七味の賞味期限は、半年間。自宅でも長く楽しみが続くすてきな体験でした。
【詳細情報】
京山城屋「七味作り体験」
住所:京都府京都市東山区八坂塔上田町81-2
営業時間:11:00~17:00
開催時間:11:00/12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
所要時間:約20分
料金:1,650円
定休日:火曜・水曜(祝日の場合は営業日)
※支払いは現金もしくはクレジットカードのみ(電子決済不可)
4:子どもと挑戦! 香り立つ「石臼で抹茶作り体験」
![福寿園宇治茶工房外観](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/1-3.jpg)
『福寿園』は、1790年創業。230年を超える時間、お茶づくりに寄り添ってきました。
![碾茶を挽くための石臼](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/3-2.jpg)
歴史ある『福寿園』の宇治茶工房では、お茶にもっと親しむため、さまざまな体験が用意されています。今回は人気の『石臼で抹茶づくり』(1,650円)を体験してみました。10分程度石臼を回すことで、『碾茶(てんちゃ)』を挽き『抹茶』を作ります。
![石臼で抹茶づくり体験の写真](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/5-1.jpg)
まずは、『碾茶』を石臼の中央に入れていきます。石臼の中央には穴が開いており、穴に入った碾茶が少しずつ挽かれていく仕組み。3秒に1周のペースで、碾茶を挽いていきます。石臼を回していると、重たいものが擦れ合う“ズーー”という音が響きます。
![石臼で抹茶づくり体験の写真](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/9.jpg)
最初はノリノリで石臼を回していた子どもも「疲れた……お茶って大変」と、途中で休憩。日常的に飲んでいるお茶の大切さを感じていました。碾茶を挽いたあとは、挽かれた抹茶を集めてふるいにかけ、粒の大きさをそろえて完成です。
![抹茶セット](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/01/10.jpg)
抹茶を作ったあとは、挽き立ての抹茶を点てて飲んでみましょう♡ お茶を点てる作業は、子どもも大人も楽しく進められます。お茶請けは、ほうじ茶の羊羹。甘さ控えめです。
作業自体は、石臼を回し、碾茶を挽くだけ。しかし、その労力と地道さを体験したあとは、お茶そのものに対し「ありがたいなぁ」という気持ちが浮かぶようになりました。毎日のようにいただくお茶だからこそ、子どもにも体験してほしいと思います。
【詳細情報】
福寿園 宇治茶工房「石臼で抹茶づくり」
住所:京都府宇治市宇治山田10
電話番号:050-3152-2930
営業時間:10:00~17:00
開催時間:10:00~(最終受付 15:30)
所要時間:約40分
料金:1,650円
定休日:不定休
5:自分だけのオリジナルの香りを調合「匂袋作り体験」
![山田松香木店 京都本店](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/image_50455297-650x488.jpg)
地下鉄烏丸線・丸太町駅から徒歩7分の場所にある『山田松香木店 京都本店』。天然香料にこだわり、輸入から製造まで一貫して行っています。
![山田松香木店 匂袋作り体験 室内](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/image_50734849-650x488.jpg)
今回は2種類の香りの体験コースから、オリジナルの香りを作る『調香コース』の『匂袋作り体験』をしました。日本の香り文化について知り、体験することができますよ。
![山田松香木店 匂袋作り体験](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/image_50749441-650x488.jpg)
最初に原料や香りの歴史について説明。香りについて学んだあとは、いよいよオリジナルの香りを作っていきます。まずは香原料の香りをひとつずつじっくり確認していきます。次に、基本の香りを調合していきます。同じ分量で調合しますが、スプーン1杯分がそれぞれ微妙に違うため、この時点でオリジナルになって不思議!
![山田松香木店 匂袋作り体験 香原料一覧](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/image_50460417-650x488.jpg)
基本の香りができたら、あとはお好みで香原料を入れて好みの香りを作っていきます。甘い香り、爽やかな香りなど仕上がりをスタッフの方に相談しながら進めることもできますよ。
![山田松香木店 匂袋作り体験 結び方説明](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/image_50427393-650x488.jpg)
調合が終わったら、最初に選んだ香袋にオリジナルの匂香を入れます。調合した香原料はすべて持ちかえることができます。香りは半年〜1年ほど続き、調合時から徐々に変化していくそうなので楽しみが続きますよ。
【詳細情報】
山田松香木店 京都本店「調香コース・匂袋作り体験」
住所:京都府京都市上京区勘解由小路町164(室町通下立売上ル)
電話番号:075-441-1123
営業時間:10:30~17:00
定休日:年末年始・お盆
文/ayumi・ikeari 編集/きょうとくらす編集部
【画像】ayumi/ikeari
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※文中の価格はすべて税込みです。