家族が1日に何度も出入りする玄関。だからこそ、置いてある物が多くなりがち。なのになかなか見直す機会もありませんよね。
今回は整理収納アドバイザーのみらいが玄関の見直しをした時に手放して良かった物をご紹介します。みなさんもぜひご自宅の玄関を見ながら読んでみて下さい。
1:サイズアウトした子どもの靴
場所があるからと、そのまましまっていたり、お下がり用に取っておいた靴、ありませんか? 服と同様に数か月経つとシミなどが出てきたり、下の子の趣味に合わなかったりして結局手放す事に……。
とっておいてもこうした理由で結局手放す場合もあるという事も念頭においておきましょう。場所がないなら今履いている靴を優先に考えておいた方がいいですね。
お下がり用ならしっかりと洗ってとっておく、定期的にキレイな状態か確認するなどして管理しましょう。
2:いつ出番が来るか分からない靴ずれ防止のインソール
足に合わなくてもデザイン重視で購入し、足が痛くてもインソールなどを使って履いていたけど、子どもが生まれると履きやすさや履き心地重視になり、使わなくなってしまった未使用のインソール。
「子育てが落ち着いたらいつか使うかも」と取っておいたけど劣化していませんか? またお気に入りの靴を見つけたらその時に新しく購入しましょう。
3:ほぼ出番のないおしゃれなヒールの靴
子どもが大きくなったらまた履こうと思っていたり、冠婚葬祭の時のために……と取っておいたオシャレなヒールの靴。筆者の家でも「いつか履くかも」としばらく取ってありましたが、やはり数年経つと趣味が変わったり合わせる服がなかったり、靴底が剥がれたり、冠婚葬祭に呼ばれる機会もない……。
結局履けなくなってしまい、それなら早めにフリマアプリで売ってしまった方が良いと最終的には売ることに。売る時も状態が良いものの方が売れるので早めに出品した方が売れやすく、家のスペースも空きますね。
“今の自分に必要な靴“を置いてあげましょう。
4:足に合わない靴
買ったけど、足に合わなくてなかなか出番の無い靴、靴箱の中に1足や2足ありませんか?
手放すにもあまり履いていないし、高かったから勿体無い……そんなことを思いつつ数年ということも。
でも、履かない方が勿体無いですよね、出番がないなら潔く手放して自分の足に合う靴を買い、“お気に入りだらけ“のワクワクした靴箱にしてあげましょう!
5:1年以上履かなかった靴
運動靴、パンプス、バレエシューズ、サンダル、長靴、靴には色々ありますが、四季のある日本で1年間履かなかった靴は、服と同じで“1年間履かなくても過ごせる”ということ。
今後いつ履くか明確でない靴は冠婚葬祭用の物以外は潔く手放しましょう。
6:捨てられない! 子どものファーストシューズ
筆者が靴の見直しをした時に、どうしても捨てられなかったものがあります。それは、子どもが赤ちゃんの時のファーストシューズ。
子ども達二人とも履いて、思い入れがたくさんあります。黄ばんでいたのを洗い、大きくなった子ども達と写真を撮り、靴は玄関に飾っています。しばらく飾って心の整理ががついたら手放そうと思っています。
思い入れがあるとこうしてすぐに手放せない物もあります。でもこうして物と向き合うことで自分には何が必要で何が大事か理解することが大切です。筆者が手放せなかったファーストシューズもそのうち手放せる時が来るでしょう。
一度持っている靴と向き合って、靴箱を見直してお気に入りの靴だけにしてみませんか?
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写真・文/みらい