一般的に、リビングは家族が集まり長い時間を過ごすことが多く、家の中心となる場所です。そのため、ものが増えたり散らかったりしやすい場所でもあります。
今回は、リビングをより快適な場所にするためにチェックしてほしい3つのNG収納をご紹介します。
1:今は使っていないものがある
以前に使っていたけれど今は使っていないもので収納スペースや空間が埋まっていませんか?
例えば子どもの絵本やおもちゃ。子どもが小さい頃にリビングで遊んだり勉強したりする時に必要だったものが何年もそのままになっているパターンは案外多いです。
子どもの成長はあっという間。また、子育て中は忙しくて余裕がないかもしれません。年に1度でいいのでぜひチェックしてみてください。
また、季節の家電や飾り物が1年中出しっぱなしになっているケースも見られます。季節の変わり目などにも意識してみることをおすすめします。
この機会にあらためて、意識して“今使っていないもの”がないか見回してみてくださいね。
2:私物が多すぎる
リビングは家の中ではみんなが使う公共の場所です。
居心地がいいほど、長時間過ごすことが多いほど、ついつい個人の私物を持ち込んで置いたままになりがちです。快適に過ごすためのものが、増えすぎると逆にイライラの元になることも。
家族みんなが快適に過ごせるように、ルールを話し合っておくのはおすすめ。
例えば、収納するスペースを決めて、それ以上は増やさない。決めたスペース内での管理は本人に任せる……など。
それぞれに個室がある場合は、毎日寝る前には自分の部屋に持っていくのが理想です。
3:本来の使い方がされていない
リビングによくあるカウンターやソファなど……本来の使い方や理想の使い方ができていますか?
カウンターやソファーは“もの置き”になりがちな場所。
外から持ち帰ってきたもの、定位置が決まっていないもの、後で片づけようと思っているものなどをつい無意識に置いてしまい、ものが溜まりがちです。
見た目がよくないのはもちろんですが、本来の使い方がされないのはもったいないですよね。また、一旦置かれたものは、無意識ですが常に視界に入ってきています。意識はしていないかもしれませんが、実は常に記憶の片隅にはある状態です。散らかっていることでイライラするだけではなく、気持ちのモヤモヤも見逃せないですよね。
毎日過ごす場所ほどその状態が“当たり前”の景色になりがちです。自分がお客様になったつもりで俯瞰して見てみましょう。
おすすめは写真を撮って見ること。客観的に見ることができるので、不要なものに気づけることもありますよ。
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文/non
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