KBS京都で放送中の『谷口流々』。
谷口キヨコが、京都を中心に活躍する人々の仕事現場に足を運び、十人十色の人生哲学を紐解いていきます。
2024年10月5日(土)の放送では、プロシャボラー・石鹸田 泡男(しゃぼたあわお)さんに話を伺いました。
Profile:プロシャボラー・石鹸田 泡男さん
今回ご紹介する石鹸田さんは、京都を中心にシャボ活を行うプロシャボラ―。シャボン玉を通して、多くの子どもたちへ笑顔を届けています。
石鹸田さんのパフォーマンスは、巨大なシャボン玉を作ったり、一度にたくさんのシャボン玉を作ったり♡ まるで夢の世界にいるような気分を感じられます。
コロナ禍で行った取り組み
石鹸田さんは、元々化粧品・雑貨のメーカーで22年間営業職として働いていたそう。
しかし、コロナ禍でのおうち時間中、娘を喜ばせようと始めたシャボン玉に夢中に。公園でシャボン玉を披露したところ、子どもたちは大喜び!
子ども達の歓声をもっと聞くために、大きなシャボン玉を作る研究を始めました。しかし、なかなか大きなシャボン玉は上手くいかず、シャボン玉の原液の研究を始めるように。
さまざまな場所でシャボン玉を作っていくうちに、保育士やPTAなどをやっている親御さんから声をかけてもらうことが増え、ボランティアとしてシャボン玉活動を行うようになっていきます。
しばらくは会社とシャボン玉活動を両立させていた石鹸田さんですが、ボランティアだと先方が気を遣ってリピートして頼みづらくなると考え、プロとして“お金をもらって”シャボン玉活動をしようと決意します。
現在では、シャボン玉活動に加え、前職から独立した形で仕事も行っているのだとか。家族からの理解も得て、生活の基盤を作っています。
シャボン玉から繋がる輪
「現在関西がメインとなっている活動を、いずれ全国に広げたい。」と話す石鹸田さん。
全国各地をキャンピングカーなどを使って巡ることを目標に掲げています。
シャボン玉はすぐに消えてしまいますが、人と人との繋がりは消えません。
シャボン玉を通して、子どもや親御さんたちとの繋がりを広げ、一歩踏み出す勇気を伝えていきたいのだそう。
石鹸田さんを表すことば
今回の“石鹸田さんを表すことば”は、『消えないよ』です。シャボン玉で出会った人々の繋がりは消えないし、美しいシャボン玉の体験は素敵な思い出となって決して消えないでしょう!
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文/sumire
【画像・参考】谷口流々(毎週土曜日9:30~10:00) – KBS京都
※この記事は、2024年10月5日(土)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。