KBS京都で放送中の『谷口流々』。
谷口キヨコが、京都を中心に活躍する人々の仕事現場に足を運び、十人十色の人生哲学を紐解いていきます。
2024年2月10日(土)の放送では、「不動産事務所」 代表・小原 亜紗子さんに話を伺いました。
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Profile:不動産事務所・小原 亜紗子さん

今回ご紹介する小原 亜紗子さんは、不動産業「Roomie(ルーミー)」の代表。
事務所には、私設図書館を併設し運営しています。
出身は京都市伏見区、母の働く女性の姿を見て自分も将来はバリバリ働いていきたいと思い育ちました。学生時代、車が好きだったため大学卒業後は車を売る営業の仕事をしていました。
営業の成績はよく営業職の楽しさを知りますが、一方でかなりきつい職場環境でもあったため4年間働いた末に転職を決意しました。
転職先は不動産会社の事務で「家を買う」ことがその人の人生に大きくかかわる、深い仕事だと感銘を受けました。
そんな不動産業でやはり営業をしたいと思い、空き時間で宅建の資格の勉強を始め、翌年に資格を取得しました。しかし、営業への異動希望を出しましたが女性という理由で拒否され、その出来事をきっかけに再び転職をしました。
他社の不動産会社の営業に転職しようと思いましたが、結婚のタイミングとも重なり仕事と生活のバランスを考え、平日勤務のキャリアアドバイザーの仕事に就き、妊娠・出産・育児と人生の転機と幾度も重なり4年で退社をしました。
定職につくことなくフリーランスとして様々な職種に携わり、そのたびに環境などに苦悩してきたため「仕事の環境を自身でやろう」と決め、2021年12月に長年目標にしていた不動産業を自分自身で始めることになりました。
今熊野、東山南部には図書館がないので図書館をつくることを考える。今後は空き家をなくしていき、東山に移住したいとおもってもらえるような街づくりをしていきたいと考えています。
文/KBS京都
【画像・参考】谷口流々(毎週土曜日9:30~10:00) – KBS京都
※この記事は、2024年2月10日(土)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。