大掃除に関する意識調査
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6割超が「夫にモヤっと」ママたちの“年末大掃除”の意識調査の結果

気がつけばもう師走! 新年を迎える前に頑張りたい“年末大掃除”の準備は進んでいますか? 年末の大掃除は、子どもの成長や家族の暮らし方によって大きく変化しやすいですよね。

そこで今回は、酸素系漂白剤『オキシクリーン』を販売する株式会社グラフィコによるアンケートをもとにした『大掃除に関する意識調査結果』をご紹介します。

“新米ママ(0~2歳)”、“幼児ママ(3~6歳)”、“先輩ママ(7~12歳)”の各世代に調査した、忙しい育児期でも続けられる“身の丈大掃除”のヒントとは……?

1:先輩ママの約6割が“大掃除は簡単派”!

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

大掃除の実施予定は、共通して8割超と高く「やらない」という選択肢は少数派。しかし、「簡単に済ませる」と回答した割合が全体的に高く、先輩ママが57.7%と最多! 子どもの年齢が上がるほど“大掃除は無理なく”が主流になるようです。

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

一方、新米ママは赤ちゃんを優先する“守りの掃除”が中心。そして幼児ママは「準備や片付けが面倒」「休息を優先したい」など、生活に余白がない“ワンオペ感”が反映していることが見受けられます。先輩ママも、「体力的にしんどい」「寒くてやる気が出ない」など、家事負荷の“現実”が大掃除を簡単に済ませたい理由の上位に挙がっていることがわかりますね。

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

大掃除を簡単に済ませるために、普段からこまめに掃除をしたり、使い捨て掃除グッズを活用したり、家族で役割分担するなどの方法も。

さらに、「“漬けおき放置”で効率化」「ロボット掃除機など家電任せ」がランクインしており、“手間をかけない工夫”がすべてのママのスタンダードになりつつあることがわかりました◎

2:幼児期が“負担と期待”のピーク!?

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

大掃除の進め方は、育児ステージが進むほど“ママ主導”へとシフト。先輩ママと幼児ママは、すでに半数以上がワンオペに近い状態です。

一方で、最も“夫婦で協力”しているのは、新米ママ。赤ちゃん期は生活リズムが不安定なため、夫婦で力を合わせる必要が自然と高まるステージといえそうですね。

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

夫婦で協力したい大掃除ですが、夫にモヤっとする瞬間も多いそう……

・決まった時間の中で効率的に数をこなしてほしいが、1日で終わったのは風呂掃除だけ(新米ママ・30代)
・トイレ掃除だけしかしない。家は広いから掃除箇所なんて山ほどあるのに(新米ママ・30代)
・無計画で、中途半端に終わることが多い(幼児ママ・40代)
・掃除の要領が悪い。私や娘たちとタイミングが合わない(先輩ママ・40代)

など、効率が悪くてモヤっとしたり、

・指示待ちがモヤっとする、なかなか動いてくれない(新米ママ・20代)
・お願いしてもすぐにはやってくれない。やりだしたと思ったら水がだしっぱなしだったり、洗剤を全部つかったり、きれいなタオルを使っていたり、思った通りにはならない(幼児ママ・30代)
・自分からはしない。水場を避ける。寒いとこを嫌がる(先輩ママ・40代)

などの声も。「わかるー!」「うちも同じ!」という声が聞こえてきそうですね。

特に、幼児ママは大掃除が「自分中心(55.0%)」で最大値となるだけでなく、夫への“モヤっと経験”も75.9%と育児ステージで最も高いことがわかりました。

夫に手伝って欲しい気持ちがピークである幼児ママは、夫への期待値が高い一方、先輩ママは諦め寄り。新米ママは夫が協力的でもある分、多少の不満は抑えられているのかもしれませんね。子どもの成長と共にママの負担が軽くなるのではなく、“夫への期待値の変化”が掃除の役割分担に影響していることがうかがえる結果となりました。

3:大掃除デビューは“3歳”が多数!

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

先輩ママと幼児ママに子どもが初めて大掃除を手伝った年齢をたずねると、「3歳~5歳」が全体の4割を占め、未就学期のうちに“一緒にお手伝いを始める”という家庭が多い傾向が見られました。

一方で、「手伝っていない(26.1%)」も一定数見受けられ、まだ任せるのが不安、ペースが乱れる、など、家庭の状況によって大掃除デビューのタイミングは異なることがうかがえます。

4:子どもとの大掃除は“安全性と難易度”で段階的に

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

子どもに任せたい掃除には「洗濯物をたたむ」、「テーブルや棚の拭き掃除」、「床の掃き掃除・掃除機がけ」といった“安全で簡単・達成感がある”掃除が上位にランクイン。

一方で、任せたくない掃除には「漂白剤や洗剤を使う掃除」、「トイレ掃除」、「キッチン・食卓まわり」と、衛生リスクや安全性への配慮が必要な領域が共通して上位に。子どもが成長しても「危険性のある場所は任せにくい」という親の判断軸が明らかになりました。

5:子どもが大きくなるにつれ“ながら掃除”が主流に

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

子どもが大きくなるにつれ、「気付いたときにすぐ拭く」「動線のなかで同時に片づける」といった日常に溶け込んだ“ながら掃除”が主流に。「完璧じゃなくていい」という価値観が実際の行動変化として定着しつつあることが明らかになりました。

特に、新米ママの約3割が、赤ちゃんができて今までとは全く異なる生活リズムとなり、負担の大きい掃除から優先的に手放す傾向が見られました。

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

一方で、「子どもが触れる場所」の掃除については増加していることが見受けられます。

生活動線に合わせて、「増える掃除」も「減る掃除」も自然にアップデートされ、完璧主義を手放しながら、家庭に無理のない形へ調整していく姿が浮かび上がりました。

6:「夫婦で仲良く掃除してそう」な有名人、1位は……?

大掃除に関する意識調査結果
画像:株式会社グラフィコ

「夫婦で仲良く掃除していそうだと思う有名人」をたずねたところ、全体で最も多く名前が挙がったのは、「杉浦太陽・辻希美夫妻」でした!

日常の家事や育児をオープンに発信していることもあり、ママたちにとって「家族で楽しく掃除をする理想像」として認知されていることがうかがえます。

ほかにも「庄司智春・藤本美貴夫妻」、「DAIGO・北川景子夫妻」など「自然体で家事をシェアし合っていそう」な印象のある夫婦が上位にランクインしました。

まとめ

今回の調査から、ママたちの大掃除は子どもの成長とともに「完璧」から「続けられる身の丈掃除」へシフトしていく姿が浮かび上がりました。それぞれ抱える悩みも異なりますが、どのステージにも共通していたのは、“無理をしない”、“できる範囲で”を大切にしていること。

大掃除や日々の掃除が負担になりやすい育児期だからこそ、家事を軽くし、家族でシェアしやすい“時短・効率化”の工夫が求められているようですね。

年末の忙しい時期。子どもの成長とともに変わる家庭のペースに合わせて、“続けられる身の丈大掃除”、“頑張りすぎないお掃除”で気持ちよく新年を迎えましょう!

【調査概要】
調査主体:株式会社グラフィコ
調査期間:2025年11月14日(金)~11月18日(火)
調査対象:0~12歳の子どもを持ち、夫と同居している母親
調査方法:インターネット調査
サンプル数:988人
※本調査の各世代の構成は以下のように定義しています。
・新米ママ:第一子に0-2歳の子どもがいる母親 327名
・幼児ママ:末っ子に3-6歳の子どもがいる母親 330名
・先輩ママ:末っ子に7-12歳の子どもがいる母親 331名

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文/きょうとくらす編集部

【出典】「オキシクリーン調べ 大掃除の意識調査」
【画像・参考】【育児ステージ別・ママたちの大掃除を調査】6割超が夫にモヤっと実感!夫婦協力は子どもの成長と共に“半減” – @Press
※画像はイメージです。