「頑張りすぎないマネープランで夢の実現を!」がモットーのCFP(R)認定者(ファイナンシャル・プランナー)・八束和音です。

連載『FP八束の「お金とくらす」』では、子育て世帯が知っておきたい“お金にまつわる知識や情報”をご紹介します。
美味しそうなスィーツが店頭に並ぶ季節になりました。「友達に日頃の感謝を伝えたい」「毎日頑張っている自分へ高級チョコを!」と考える人もいるのでは。
日々の子育てを頑張るパパやママには、ご褒美にちょっとした贅沢をぜひ楽しんで欲しいもの。そこで、今回は『使っていいお金』を上手に貯める方法をお伝えします。
チョコレートも値上がり!?

物価が上昇する中、毎月の家計から高級チョコを買うお金を捻出するのはちょっと気がひけてしまう……ということもあるかも。とりわけチョコレートは“カカオショック”と呼ばれる現象もあり、ここ最近値段が高騰しているもののひとつ。百貨店に売っている有名パティシエ監修のチョコレートなら、一箱で5,000円以上するような商品も珍しくありません。
でも、こういった非日常を味わうための“プチ贅沢”は、日々の生活にゆとりをもたらしてくれます。バレンタインのチョコレートに限らずエステでも買い物でも、家族や子どもではなく「自分のためだけにお金を使う」という行為が、忙しい毎日に潤いを与えてくれるのも事実。仕事や節約を頑張るためにも、メリハリをつけた出費を大切にしていただきたいと思います。
コツコツと貯めよう

では、自分へのご褒美の“使ってもいいお金”は、どうやって貯めればいいのでしょうか。たとえ少額であっても、教育資金などのライフイベントへの準備と同様に、計画的にコツコツとお金を貯めていくのがポイント。いつ、いくら必要かを明確にして、どうすれば目標に到達できるのかを逆算してみるとよいでしょう。
例えば「バレンタインの自分へのご褒美に6,000円のチョコレートを買いたい」ということなら、1か月なら毎日200円、2か月なら毎日100円を貯めることが必要に。500円玉貯金は難しくても、毎日100~200円といった金額なら意外にハードルが低いと思った人もいるのでは。どんな小さな目標でも、計画的にコツコツと貯めるというのがポイントです。
日々の節約とからめてみる

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日々の生活で、節約できたお金を貯めるという方法も。「今日は毎日飲むコンビニのコーヒーを我慢したから“使っていいお金”のための貯金箱に200円入れる」といった具合です。節約が目標達成につながるという経験は、これからの家計運営にとっても良い影響を与えてくれますよ。
まずは1か月試してみて、実際にどれくらい貯まるのかをチェックしてみましょう。“6,000円のご褒美”のためには、2か月頑張らないとだめだな……といったように、達成のために必要な期間も見えてくるはずです。
気合を入れて専用の貯金箱を用意するよりも、貯まったお金を見える形にするのもポイントです。ジャムの瓶やジップロックなど透明なものを活用して、これだけ貯まったというのがわかるようにしましょう。可視化することで「もっと頑張ろう」といったモチベーションも湧いてくるはずです。
FP・八束のひとこと
心置きなく自分のためにお金を使うというのは、とても気持ちがあがるもの。忙しい毎日に潤いを与えて明日からの活力を得るためにも、ぜひ実現してくださいね。ご褒美を楽しんでいる自分をイメージしながら、今日から貯蓄を始めてみましょう!
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