古都として知られ、長い歴史と文化的な重要性を持つ、京都。長きにわたって日本の文化の中心地として栄えた京都にはたくさんの風物詩があります。
京都の風物詩をご紹介する連載『きょうとの風物詩とくらす』。今回は、鴨川納涼床をご紹介します！
京の夏の風物詩、鴨川の納涼床
三条から五条あたりにかけて鴨川沿いに設けられる『鴨川納涼床』。
例年5月から始まり、今年の納涼床は昨年と同様、10月末まで延長されることとなりました。（※店舗により実施期間が異なります。）
納涼床の歴史は古く、江戸時代に始まったとも言われています。当時、鴨川の河原は見世物や物売りで大変賑わい、富裕な商人が見物席を設け、茶店ができました。
そして、茶屋が浅瀬に床机を置き、張り出し式や鴨川の砂洲に床机を並べ、『河原の涼み』と呼ばれました。これが納涼床の始まりだそうです。
きょうとくらす編集部おすすめのお店
今年もたくさんの店舗が実施している納涼床ですが、今回はきょうとくらす編集部がおすすめする2店舗をご紹介します！
（1）川床でモーニングをいただく「B STORE 1st（ビーストアファースト）」
最初にご紹介するのは、『B STORE 1st（ビーストアファースト）』。
こちらでは昼・夜だけではなく、モーニングも納涼床でいただけます！
『炭焼きトーストがお選びいただけるモーニングセット』（1,980円～）は4種類から選べるトーストサンドに季節野菜のスープ、季節野菜の前菜プレート、発酵果実ヨーグルト、そしてフリーカフェ（コーヒー、アールグレイ、柑橘ジュース）がセットになっています。
トーストは店内で炭火で焼かれていて、香ばしくて絶品です。
ランチやディナーでは『炭焼きメインパスタがお選びいただけるコース』（2,950円～）がいただけます。
メインパスタは『炭焼き天使海老と大葉とトマトパスタ』や『炭焼きチキンと檸檬のカルボナーラ』など4種類から選べます。季節野菜のスープ、季節野菜の前菜プレート、オリーブバターパン、選べるお菓子、選べるカフェもついてくるボリューム満点、大満足間違いなしのコースです。
【店舗詳細】
B STORE 1st
住所：京都府京都市下京区斎藤町140‐25
電話番号：075-365-0777
営業時間：8:00～11:00（L.O10:00）／11:30～16:00（L.O14:30）／17:00～21:00 （L.O19:30）
定休日：水曜日
川床実施期間：2023年10月31日（火）まで
※すべての時間帯で川床席利用可
（2）本格タイ料理のお店「Baan Rim Naam（バーンリムナーム）」
次にご紹介するのは、『Baan Rim Naam（バーンリムナーム）』。
本格的なタイ料理を納涼床で味わえます。
ドリンクのメニューが豊富なのも嬉しいポイント！
おすすめの料理はピリ辛と酸味が刺激的な『ヤムウンセン（春雨サラダ）』（1,089円）や、
ココナッツのまろやかさとマイルドな辛さが絶品の『ケーンキヤオワーン（グリーンカレー）』（1,089円）、
辛くないお米の麺の焼きそば『パッタイ（タイ風焼きそば）』（1,079円）です。
【店舗詳細】
Baan Rim Naam
住所：京都府京都市下京区四条木屋町下る
電話番号：075-352-3823
営業時間：11:30～15:00（L.O. 14:15）／17:00～22:30 （L.O21:30）
定休日：月曜日（納涼床の期間中は休日が変更になる場合があります）
川床実施期間：2023年10月31日（火）まで
※すべての時間帯で川床席利用可
夏に京都を訪れたら鴨川納涼床は体験したくなりますよね。鴨川・東山を眺めながらぜひ素敵な時間を過ごしてみてくださいね。
文／きょうとくらす編集部
【画像・参考】京都鴨川納涼床協同組合／B STORE 1st／Instagram（@bstore.kyoto）／Baan Rim Naam
PIXTA（ピクスタ）：takapon
※文中の価格はすべて税込みです。
※写真はイメージです。
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