KBS京都で放送中の『SUNNY TIME』。
今回は、2023年8月12日(土)に放送された『京都エキスパート』コーナーから、パンのエキスパートである写真家の田村泰雅さんをご紹介。
ごはんのお供との意外な組み合わせのパンなど……これは要チェックですよ!
パンのエキスパート・田村泰雅さん
今回のエキスパートは、パンのエキスパートである写真家の田村泰雅さん。
田村さんはパンの写真展を開いたり、おすすめパンのコラム『一日一パン』を連載したりするほどのパン好きなカメラマンさんです!
およそ300店以上のベーカリーがある京都。その中でも田村さんオススメのお店を紹介していただきます。
温かな雰囲気が魅力!就労支援事業の機能を持つパン屋さん
京都市右京区の嵯峨嵐山にある創業25年の『京・嵐山マルシェ』。
コンパクトなエリアにたくさんのパンが並べられています。
実はこちら、障害を持った方の就労支援事業の機能を持ったお店なんです。店舗スタッフの杉森洋介さんによると、こちらのパン屋さんでの仕事を通して就職をして行かれる方がたくさんいらっしゃるのだそう。
お店の中はたくさんの絵が飾られるなど、温かくアットホームな雰囲気が漂っています。
エキスパート・田村さんオススメのパンは、働いている方が提案したパン。こちらの『麻婆茄子』(238円)もそのひとつです。
具材の麻婆茄子だけでも完結するような美味しさで、パンとの相性も◎! 料理の経験が豊富な従業員さんが麻婆茄子を作り、それに合うパンを考えて出来上がった商品なのだとか。
田村さん曰く、『エゾジカ』という小麦粉を使用することで生まれるパン生地のヒキの強さがポイント。噛み応えのあるパン生地によって麻婆茄子の味わいを強めているのだそうです。
甘辛く炊いた新生姜をパンに混ぜ込んだ『新生姜ぱん』(194円)もおすすめ商品。
こちらも意外な組み合わせですが、新生姜がパンに合うんです♡
パン生地には北海道産の小麦粉『キタノカオリ』を使用。黄色っぽい色合いが特徴で、とても香りが良い小麦粉なのだそう。
新生姜と小麦粉、2つの香りが口の中で漂う贅沢なパンです。
こちらのお店で働いている人はみなさんとても意欲的で、普通のパン屋さんではできないような丁寧な仕事や細かい仕事をしてくれると店舗スタッフの杉森さんは話します。働いている人の仕事ぶりがパンの美味しさにも繋がっているのがお店の強みなんですね♡
【店舗詳細】
京・嵐山マルシェ
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町5-3
電話番号:075-862-0824
営業時間:9:00~17:00
定休日:日曜日・月曜日
創意工夫がされていてどんなお味なのか気になりますね! 気になるパン屋さんに訪れた時は、定番もの以外にちょっと冒険したパンに挑戦してみるのも楽しいですよ♡
文/中村ゆか
【画像・参考】SUNNY TIME(毎週土曜日10:30~11:55) – KBS京都
※この記事は、2023年8月12日(土)放送時点の情報です。詳しくは店舗へお問い合わせください。