生菓子とお抹茶
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職人の技が光る! お茶処で楽しむ「生菓子実演と作りたての和菓子」【京都市上京区】

京都には人におすすめしたくなるようなスイーツがいっぱいありますよね♡ 

連載『きょうとのスイーツとくらす』では、きょうとくらす編集部が「ぜひ一度食べてみてほしい!」とみなさんにおすすめしたいスイーツをご紹介します!

今回は、『鶴屋吉信 本店』の2階にある『菓遊茶屋』の生菓子とお抹茶をご紹介します。

創業1803年! 老舗和菓子店「鶴屋吉信」

鶴屋吉信本店の外観
画像:MAYU

京都市上京区に本店を構える『鶴屋吉信』。1803年に創業し、2023年11月時点で220年を超えており、時代を超えてたくさんの方に愛される老舗和菓子店です。

鶴屋吉信本店の物販コーナー
画像:MAYU

1992年に京町家の粋を感じる現在の建物に改装し、1階は物販、2階は休み処・菓遊茶屋となっています。

鶴が描かれた鶴屋吉信本店の店内
画像:MAYU

店内奥にある日本画家・上村淳之先生によって描かれた『杉戸絵』のある空間にも、ぜひお立ち寄りを。

屋号にもなっている“鶴”は瑞兆(ずいちょう)として親しまれており、迫力のある美しい空間を目で見て楽しんでみてください。

陳列された鶴屋吉信の和菓子
画像:MAYU

代表銘菓の『柚餅』や、ロングセラー商品の『京観世(きょうかんぜ)』『観世井(かんぜい)』を筆頭に、生菓子・干菓子・羊羹・焼き菓子・饅頭・涼菓など、豊富な和菓子を取り揃えています。

店舗では定番商品だけでなく、店舗限定の商品や季節で入れ替わる和菓子なども販売中。

鶴屋吉信本店の休み処の入り口
画像:MAYU

2階の『お休み処・菓遊茶屋』へ来店する際は、1階の店頭奥にあるエレベーターと、外にある店舗に繋がる2つの入り口があります。

目の前で生菓子を実演してくれる♡「菓遊茶屋」

生菓子の実演が楽しめる菓遊茶屋の内観
画像:MAYU

職人の繊細な手技によって一つひとつ作られる和菓子。たくさんの方に職人の技を見るきっかけになってほしいと、生菓子実演が楽しめる『菓遊茶屋』が誕生したのだそう。

職人が生菓子を作る姿
画像:MAYU

生菓子実演がスタートすると、手際よく作られていく工程に目が釘付け! 

職人の手業で作る生菓子
画像:MAYU

餡・もち粉・小麦粉をまぜて蒸しあげ、よくこねた『こなし』で白餡を包みます。

工程を丁寧に説明してくれるので、目で見て耳で聞き、五感で楽しむ生菓子実演でした。

茶庭を眺めながら「お休み処」でひと休み

鶴屋吉信の休み処にある庭園と席
画像:MAYU

『菓遊茶屋』で生菓子実演を楽しんだ後は、併設されている『お休み処』で出来立ての生菓子をいただきます。

鶴屋吉信の休み処内観
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茶庭をぐるっと囲むように席が配置されているので、ほっこりと心和む景色に癒されること間違いなし♡

生菓子とお抹茶
画像:MAYU

『季節の生菓子とお抹茶』(1,650円)では、2種類の生菓子から好きなものを1つ選びます。※半月ごとに内容が入れ替わります

筆者がチョイスしたのは菊をイメージした『御園菊(みそのぎく)』。ピンク色が愛らしく、美しい生菓子にうっとり♡ ふわっと柔らかい生菓子の食感が楽しめるのは、出来立てだからこそ!

※取材時の『御園菊』は2023年11月末までの提供

お抹茶
画像:MAYU

あっさりとした味わいの生菓子と、丁寧に点てたオリジナルブレンドのお抹茶は相性ぴったり。

京都ならではの空間で本格的な生菓子とお抹茶を堪能するなら、ぜひ同店へ!

【店舗詳細】
鶴屋吉信 本店
住所:京都府京都市上京区西船橋町340-1
電話番号:075-441-0105
営業時間:1階 9:00〜18:00、2階お休み処・菓遊茶屋 10:00〜17:30(L.O.17:00)
定休日:水曜日(時期によっては営業する日あり)
※菓遊茶屋の予約不可

『お休み処』では通常メニューの利用も可能ですが、『菓遊茶屋』の生菓子実演はここでしか味わえない体験ではないでしょうか♡ ぜひ京都に訪れた際は立ち寄ってみてください。

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写真・文/MAYU

【画像】MAYU
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※文中の価格はすべて税込みです。