京都には、風情ある店内で心躍る和スイーツが楽しめるカフェがたくさんあります。
今回ご紹介するのは、パンケーキスタイルの銅鑼焼き(どらやき)と和紅茶が楽しめる隠れ家カフェ♡ 知る人ぞ知る、今話題の『乃咫(nota)』をご紹介します。
銅鑼焼きと和紅茶のお店「乃咫」
2023年11月にオープンして以降、SNSや口コミで話題となっている『乃咫』。
新しいスタイルの銅鑼焼きと和紅茶が楽しめるお店としても注目されていますが、まずは歴史を感じる建物のご紹介から……!
看板がない入り口の奥まった場所にある同店。そのため「どこにお店があるのだろう」と、一見迷ってしまいそうですが、奥に進むと目印になる丸い看板があるのでご安心を。
同店は、国の登録有形文化財『久保家住宅(旧今尾景年家住宅)』の土蔵内で営業しており、入り口から古きよき雰囲気にわくわく♡
1階はカウンター席となっており、銅鑼焼きを焼く姿や和紅茶を淹れる香りを間近で感じられる特等席♡
ほのかに差し込む光と照明がマッチした『乃咫』だけの上品な空間を演出しており、カフェとしてはもちろんデートの利用にもおすすめ。
2階は4つのテーブル席を配置。席同士の間隔もほどよく空いており、居心地よく過ごすことができます。
※事前予約不可のため来店順の案内となります。
日本文化を愛する店主との会話も楽しんで♡
店主は、日本に移住して10年以上経つロシア出身の松永さん。
同店オープンのバックボーンには、松永さんが日本で出会った和紅茶や和菓子などの日本のお茶・菓子文化に魅了されたことも理由のひとつなのだそう。
キュートな笑顔で色々なお話をしてくださいます。来店時にはさまざまなこだわりに耳を傾けてみてくださいね♡
新しいスタイルが斬新! パンケーキスタイルの「銅鑼焼き」
同店の看板メニュー『銅鑼焼き』(980円)は、生地を4枚重ねしたパンケーキスタイルのどら焼き。
生地の間にはたっぷりの粒あんがサンドされており、どの角度から見ても美しいです……♡
写真はプレーン味ですが、他にも抹茶・焙茶・黄粉・季節限定も提供しており、味によって中に入っている餡(こしあん・粒あん)が異なります。
そのままでもおいしいですが、自家製の黒蜜をたっぷりとかけてナイフとフォークで堪能するのが『乃咫』スタイル。
注文を受けてから焼くもちもち食感の生地と餡は相性ぴったり。トッピングされている生クリームやナッツなどで味変も楽しんでみて!
春先までの期間限定メニュー♡ 「苺」も要チェック
2024年2月から始まった期間限定メニューの『苺』(1,250円)も要チェック。
あまおういちご餡がたっぷりと入っており、スッキリとした甘さと酸味のバランスが絶妙な一品です。提供は2024年5月末までの予定だそうです!
「銅鑼焼き」と合わせて注文したい和紅茶
『銅鑼焼き』と合わせて注文したい『和紅茶セット』(350円)。全国から取り寄せたものや同店オリジナルの5種類の和紅茶セレクトから、お気に入りをひとつチョイスします。
今回は店主おすすめの『蓮華(れんげ)』を注文♡ 香ばしさを味わうことができ、ほんのりオレンジの香りがするので、普段紅茶を飲まないという方にとっても飲みやすい一杯です。
和紅茶は、茶葉によってストレート・ミルクティーで提供するこだわりもおすすめポイント♡
『蓮華』はストレートティーでの提供で、しっかりとした甘さのある『銅鑼焼き』と相性ぴったりでした。
『乃咫』で楽しめる銅鑼焼き、和紅茶、雰囲気は、訪れた人に癒しを与える唯一無二の場所♡ きっと虜になること間違いなしです。
【店舗詳細】
乃咫(nota)
住所:京都府京都市中京区六角通新町西入西六角町101
電話番号:なし
営業時間:平日12:00〜17:30(L.O.17:00)、土日祝11:00〜18:30(L.O.18:00)
定休日:なし
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写真・文/MAYU
【画像】MAYU
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