京都は日本で一番パンの消費量が多い都市。そんな京都にはチェーン店から個人店までパン屋さんが多数存在し、どこのパンを買っていいのか悩んでしまいますよね。
そこで、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「おすすめのパン屋さんを教えて」というアンケートを取り、上位に挙がったお店を紹介します。
今回は、京都で長年愛され続けるパンの名店です。
京都市内を中心に20店舗以上を展開する人気ベーカリー
地下鉄東西線・太秦天神川駅から東へ徒歩5分ほどのところに、京都で長年愛され続けている人気ベーカリー『志津屋(SIZUYA)』の本店があります。
本店には専用駐車場を完備しているので、車で来店する場合にも便利ですよ。
本店は株式会社志津屋本社の隣に店舗を構えています。志津屋は、京都市内のいろいろなところに店舗があります。わざわざ本店まで足を運ぶ方は少ないのではないでしょうか。
イートインスペースもある広々とした店内
広々とした店内には、多彩な種類のパンがずらりと並んでいて、見ているだけでも楽しい気分になってきます。
棚の上には、パンがぎっしりと並びます。種類も多くどのパンを選ぶか迷ってしまいますね。
店内にはイートインスペースも完備されており、焼き立てのパンと一緒に心地よい時間を過ごせます。
人気商品のカルネ
京都のソウルフードともいえる人気商品の『カルネ』は、『京かるね』や『ペッパーカルネ』、『デニッシュカルネ』などそのバリエーションも豊富です。
こちらが本店限定の特別な『マシュマロチョコカルネ』(300円)です。食事パンのイメージが強いカルネですが、スイーツとして新たな魅力を放ちます。京都市内に数ある志津屋ですが、『マシュマロチョコカルネ』を購入できるのは本店のみです。
KBS京都の社員がおすすめするパン
バリエーション豊かなパンの中から、今回はKBS京都の社員が特におすすめする4種類のパンを紹介します。
『元祖ビーフカツサンド』(650円)は、創業以来、伝統の味を守り続けているという人気商品。
サクッと香ばしく軽やかな食感のパン粉で揚げたカツに、秘伝の特製ソースをたっぷりと絡めたサンドイッチ。ケチャップをベースとしたソースはどこか懐かしい味わいです。
『京かるね』(250円)は、『志津屋』の看板商品にして、“京都人のソウルフード”ともいえる人気商品。ドイツパンのカイザーゼンメルに似た形状のフランスパンにボンレスハムとオニオンスライスをサンド。特製のマーガリンの風味がたまりません。
『カスクート』(470円)は、カルネにも劣らないほど人気のあるパン。バゲットにボンレスハムとプロセスチーズを挟んでいます。
少しトースターで温めてからいただくとバゲットの表面がカリカリっとして、中はしっとり。ボンレスハムと濃厚なプロセスチーズの相性も抜群です。
『マシュマロチョコカルネ』(300円)は、本店限定の特別なカルネ。マーガリンを塗ったカイザーロールに板チョコとマシュマロをサンド。
カリッと歯ごたえのある板チョコとマシュマロの柔らかな食感が楽しめますが、少しトースターで温めると、マシュマロもチョコレートもとろ~り柔らかく甘さも増して、よりおいしくいただけます。
普段は近くの志津屋に立ち寄ることが多いかもしれませんが、一度足を伸ばして本店限定のカルネも味わってみてはいかがでしょうか。新しい発見が待っていますよ。
【店舗詳細】
志津屋 本店
住所:京都府京都市右京区山ノ内五反田町10
電話:075-803-2550
営業時間:7:00~20:00
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取材・文/みやこ
【画像】みやこ
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