カジュアルスタイルで普段使いもできる、ちょっと贅沢なフレンチで日頃のご褒美なんていかがでしょうか?
今回は、京都に来たら一度は訪れてほしい、ビストロとワインが楽しめる『苑』(京都市左京区)をご紹介します。
普段使いの贅沢を「苑」で
地下鉄東西線『東山駅』から徒歩3分、岡崎の白川沿いにある『苑』。
同店は、築100年を超える京町家で京フレンチを楽しむことができる一軒家レストラン。
オーナーシェフの東野さんは、フランス料理の名店で17年のキャリアを積んだ料理人。2021年にオープンして以降、リピーターも定着しつつ、口コミを聞いた国内外のお客さんが来店されているのだそう。
店内は、京町家らしい風情ある佇まいは残しつつ、ドライフラワーなどで柔らかい雰囲気を演出。
1階はカウンター席のみで、表と中庭から入り込む心地いい光の中で、ゆったりと過ごすことができます。
2階はテーブル席となっており、グループで来店の際は利用可能。
遊び心溢れるフレンチを堪能する「苑ランチ」
『苑』では、A・B・Cの3つのランチコースを用意しており、今回はおすすめの『苑ランチB』(3,850円)を注文。
コース内容は、アミューズ、小さなスープ、お野菜中心の前菜盛り合わせ、本日のメイン料理、小さなデザートとなっています。
ひと手間もふた手間も加えたコース内容
最初にいただくのは“アミューズ”。ひと口サイズの炭入りのマカロンを生ハムで包んだもので、甘味と塩味のどちらも楽しめる一品です。
本日の“小さなスープ”は、美しいピンク色が映える『ビーツのポタージュ』。ビーツの甘みが感じられ、クセがなく飲みやすい口当たりです。
※季節によってスープ内容が変わります。
京都産を中心とした野菜をたっぷりと使った“お野菜中心の前菜盛り合わせ”。キャロットラペ、ローストビーフ、スモークサーモン、レンズ豆など、野菜・お肉・魚がバランスよく堪能できる一皿です。
季節や仕入れによってメニュー内容は変わるものの、常に9〜10種類の前菜が楽しめるそう。一つひとつ素材の特徴を活かしており、異なる食感と味わいを楽しめます。
5つのメインから選べる“本日のメイン料理”。魚と肉のどちらも用意していますが、今回はオーナーシェフおすすめの『牛ホホ肉の赤ワイン煮込み』(別途300円)をチョイス。
7時間じっくりと煮込んだ牛ホホ肉は、ほろっと柔らかく口の中でとろける感覚♡
同店では、フレンチと相性ぴったりなワインを数多く取り揃えているのも推しどころ。
『苑ランチ』と合わせてワインを注文するお客さんも多く、一皿ずつワインとのペアリングも楽しんでみるのもおすすめです。
“小さなデザート”は、フランス産のチーズを使用した『チーズケーキ』。チーズのコクがしっかりと感じられる一品で、食後のデザートにぴったり♡
デザートと合わせてコーヒー、紅茶(別途300円)も一緒に。
敷居が高い……と思いがちのフレンチの印象を一変してくれる『苑』。普段使いにも、ちょっと贅沢な時間を過ごしたい日にもおすすめ。ビストロ&ワインを堪能しに、訪れてみてはいかがでしょうか。
【店舗詳細】
苑
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町57-8
電話番号:075-748-1811
営業時間:【ランチ】11:00〜14:30【ディナー】18:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日:月曜日
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写真・文/MAYU
【画像】MAYU
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