京都には、歴史が古く京料理に欠かせない伝統食材がたくさんあります。今回の主役は、日本の伝統的な大豆由来の食品“ゆば”。
今回は、老舗ゆば屋が手がける京ゆば食べ比べ専門店『京ゆば三田久 清水店』(京都市東山区)をご紹介します。
“京ゆば”の魅力を伝承する「京ゆば三田久 清水店」
![京ゆば三田久清水店の外観](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/IMG_5324.jpg)
京都の人気観光スポット『清水寺』に続くメインストリート『清水坂』にお店を構える『京ゆば三田久 清水店』。
![京ゆば三田久清水店の看板](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/DSC_0527.jpg)
同店を手がけるのは大正9年創業の老舗ゆば屋『京ゆば三田久』。
創業当時から大切にしてきた“滋味無限(じみむげん)=おいしいものを長く守り続けていく”を実現するため、気軽にゆばが楽しめるお食事処・喫茶をオープン。
![京ゆば三田久清水店の内観](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/IMG_5328.jpg)
1階は受付・物販・テイクアウトコーナー、店内奥には4人がけのイートイン席があります。
![京ゆば三田久清水店の内観](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/c92e2a629b6aa0a9523323b9f31eafae.jpg)
2階もイートイン席となっており、モダンで落ち着いた空間で食事やカフェが楽しめますよ♡
ゆば食べ比べと絶品ローストビーフを堪能「京ゆば和牛御膳」
![京ゆば和牛御膳](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/DSC_0534.jpg)
ゆば尽くしの『京ゆば食べくらべ御膳』(2,980円)も人気ですが、今回はさらに食べ応えのある『京ゆば和牛御膳』(3,480円)を注文。
ご飯(+500円で湯葉丼に変更可能)、ゆば3種盛り、和牛イチボのローストビーフ、ゆばちりめん、小皿、ゆばの入ったお味噌汁のぜいたくなメニュー内容になっています。
※季節によって小皿のメニュー内容が変わります
![色々な種類の湯葉](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/DSC_0549-2.jpg)
ゆばは、鍋から“すくい上げる”速度や順番で、色味・風味・食感が異なるのだそう。
同店では、国産の大豆や京都の清浄な地下水を使って製造した、こだわりのゆばを提供しているのが推しどころ!
![3種類の湯葉食べ比べセット](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/DSC_0544-2.jpg)
“ゆば3種盛り”は、左から柔らかく薄い“汲上ゆば”、濃厚な味わいが感じられる“京の極みゆば”、生ゆばを巻いた”小巻ゆば”の含め煮の食べ比べが楽しめます。
それぞれの食感や味わいの違いを食べながら実感できるのが嬉しいですね♡
![湯葉のちりめん](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/DSC_0546.jpg)
“ゆばちりめん”はしっかりとした弾力が感じられるゆばを楽しむことができ、ご飯と合わせるとより絶品!
![白いお皿にのったローストビーフ](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/DSC_0553.jpg)
“和牛イチボのローストビーフ”は、柔らかく甘みが感じられるこだわりの一品。
希少部位のイチボを使用しており、限りがあるため日によっては売り切れる日もあるとか。
実際にいただくことで、より“京ゆば”の奥深さが知れる♡
![湯葉の販売ブース](https://kyotokurasu.jp/uploads/2024/03/DSC_0528.jpg)
ゆばにはたくさんの種類があることや実際にいただくことで奥深さが知れるのは、同店が食べ比べ専門店だからこそ♡
御膳で提供しているゆばは1階でも販売しており、お土産にもぜひ。また、カフェでは豆乳ドリンクやソフトクリームなどを提供しているので、ぜひ観光と合わせて立ち寄ってみてください。
【店舗詳細】
京ゆば三田久 清水店
住所:京都府京都市東山区松原通広道東入清水4-150-3
電話番号:075-533-7676
営業時間:10:30〜18:00(ランチ11:30〜L.O.15:00)
定休日:不定休 ※インスタグラムにてご確認を
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文/MAYU
【画像】京ゆば三田久 清水店/MAYU
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