日本一パンの消費量が多い京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。
連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで150店舗を超えるパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんを紹介します。
さて、今回紹介するのは、パン屋さんの激戦区、銀閣寺エリアのお店。老舗のパン屋さんなども軒を連ねているこのエリアでも人気のパン屋さんですよ。
お店の名前も外観も和モダンなパン屋さん
市バス17号系統『銀閣寺』バス停を降りてすぐ目の前にあるお店『ぱんや 松』。白川今出川を西に入ってすぐのところにあります。
お店は『東山慈照寺(銀閣寺)』からも徒歩10分ほどの場所にあります。早朝の7時から営業しているので、銀閣寺観光の前に朝食を購入するのにも便利ですよ。
オリジナリティ溢れるパンが並ぶ店内
店内は和モダンな雰囲気で、木の温もりが心地よい空間です。棚の上には、いろいろな種類のパンが並んでいます。
店内に並ぶパンはどれも、手の込んだおいしそうなものばかりです。その一つ一つが、丹精込めて作られた絶品のパンたち。香りも豊かで、焼き立てパンの芳醇でおいしそうな香りに包まれます。
おすすめのパンをご紹介
今回は、筆者が特におすすめする、こちらの3種類のパンをご紹介します。
『松あんぱん』(172円)は、ふんわりもちもちの生地の中に、程よい甘さの白あんがたっぷりと詰まっています。
そして、上に乗っている赤色のものは“しば漬け”。このしば漬けのカリカリッとした歯ごたえと塩気がアクセントとなって、和風でおいしいパンに仕上がっています。
『きいちごのクロワッサン』(248円)は、サクサクッとした歯ごたえのバター風味豊かなクロワッサンに、きいちごのジャムがたっぷりと入っています。
きいちごジャムの甘酸っぱさがクロワッサンととても良くマッチし、口の中にぜいたくな味わいが広がります。
『ベーコンとチーズとブラックペッパー』(270円)は、独特の形が特徴的。モッチリとした生地でサイズも大きく、とても食べごたえがあります。
チーズのカリカリッと香ばしい味わいと、中に入っているベーコンのジューシーな味わいは相性抜群。さらに、ブラックペッパーの風味と辛さがアクセントとなり、一口いただくたびに味の変化を楽しむことができます。
今回ご紹介したパンは私が自信を持っておすすめできるパンばかりですが、実はこちらのお店には看板商品ともいえるパンが存在します。京都のある風物詩をモチーフにしたパンで、一日数量限定ですぐに売り切れてしまうので、気になる方は朝早くにお出かけしてみてください。インパクトのあるパンに出会うことができますよ。
【店舗詳細】
ぱんや 松
住所:京都府京都市左京区浄土寺西田町73
営業時間:7:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日、木曜日
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取材・文/みやこ
【画像】みやこ
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※文中の価格はすべて税込みです。