ムモクテキカフェキョウトの豆腐ハンバーグと味噌カツ御膳
グルメ

授乳室やキッズメニューも♡ 親子で楽しめるカフェ【京都市中京区】

健康や体質などの理由で、食事に気を遣っているという人は少なくないのではないでしょうか。特に小さな子どもには、体によくて安心できるものを食べさせたいですよね。

今回は、全メニュー動物性食品不使用の『mumokuteki cafe KYOTO(ムモクテキカフェキョウト)』をご紹介します。子ども連れに嬉しいサービスも充実しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

小さな子どもから大人まで、だれもが居心地よく過ごせる空間

ムモクテキカフェキョウトの入るビルの1階ムモクテキグッズアンドウェアズの入り口
画像:さとみ縁

『寺町商店街』に並ぶ建物の2階に店舗がある『mumokuteki cafe KYOTO』。1階には、同じ運営会社が手がける雑貨や食品、洋服のお店『mumokuteki goods&wears 京都店』があります。最寄りは京都市営バス『河原町三条』か『四条河原町』で、それぞれ徒歩6分ほどです。

2階のカフェへは、1階の店舗の中ほどにある階段もしくはエレベーターで。ベビーカーと一緒でもエレベーターがあるので入店しやすいです。

ムモクテキカフェキョウトの店内
画像:さとみ縁

ナチュラルで明るい雰囲気の店内は、厨房から向かって右手の少し床が高いフロアと左手の広いフロアの2つに分かれています。

床の高いフロアは2人掛けが7席ほど。広めのフロアは2人掛けが2席、4人掛けが5席、カウンター席が5席。さらに、フロアの奥にガラスで仕切られた部屋があり、そちらには2人掛けや4人掛け、ソファ席もありました。

おすすめは、天井まである大きな窓が見える広めのフロアの席。窓の外には、日除けのついたテラスに植物が並んでいる光景が広がり、ここが街中であることを忘れてしまいそうな開放感があります。

ムモクテキカフェキョウトの店内にある授乳室
画像:さとみ縁

また、『mumokuteki cafe KYOTO』では、キッズチェアーや子ども用の食器、授乳室まで完備。2部屋ある授乳室のうち、1部屋にはおむつ替えシートも用意されています。

フロア内にあって席からわずかな距離の移動で利用できるうえ、おしゃれなアンティーク調のインテリアで落ち着ける雰囲気です。

ヴィーガン対応の「キッズオムライスプレート」

ムモクテキカフェキョウトのキッズオムライスプレート
画像:さとみ縁

『キッズオムライスプレート』(800円)は、キッズメニューでは珍しい動物性食品不使用。子どもであれば年齢に制限なく注文が可能です。

当初は健康的なメニューを中心にしていた同店ですが、お客さんから寄せられるアレルギー対応を重ねていくうち、動物性食品不使用のヴィーガンメニューを中心に提供する方向へ踏み切ったのだそう。

プレートには、オムライスとかぼちゃのスープ、ポテトサラダ、ミニトマト、バナナがのっています。一見普通のオムライスですが、実は卵ではないんです……! 湯葉をベースにコーンとかぼちゃによって甘みを足し卵風に作られています。

ムモクテキカフェキョウトのキッズオムライスプレートの卵風湯葉をすくうスプーン
画像:さとみ縁

すくってみると、スプーンからこぼれ落ちてしまうくらいとろとろ。湯葉の風味はありますが、クセはなくしっかり甘みがあって食べやすい味わいです。ケチャップライスの味はしっかりめで、卵風の湯葉と一緒に食べると、まさにオムライスそのものでした。

つけあわせのスープはあたたかく、濃厚なかぼちゃの甘さにほっとします。小麦粉が使われているので、アレルギーなどが気になる場合はお味噌汁に変更してもらえますよ。

また、なめらかな食感でさっぱりしたポテトサラダや、半分にカットされたミニトマトは、小さな子どもでも食べやすいよう考えられたものばかり。とろりとしたオムライスとのバランスもよく、ぺろりと完食してくれそうなワンプレートです◎

満腹メニューの「豆腐ハンバーグと味噌カツ御膳」

ムモクテキカフェキョウトの豆腐ハンバーグと味噌カツ御膳
画像:さとみ縁

今回注文したのは、『豆腐ハンバーグと味噌カツ御膳』(2,000円)。メインのおかず2種類に小鉢6種類、野菜ジュース、ご飯と味噌汁のセットです。

和を感じる半円のお盆に並んだ器の多さに驚き! 一皿ずつの量は多くはありませんが、種類の多さでボリュームを感じます。

豆腐ハンバーグと味噌カツ
画像:さとみ縁

メインのおかずである『豆腐ハンバーグ』は、目をみはるほどのふわふわ食感。食べると、口の中でとろけてしまいます。豆腐とおからこんにゃくのほかには細かく刻んだ野菜が入っていて、ときどきシャキシャキ感があるのも楽しいです。

もう一つのメインは、おからこんにゃくをスライスし、カラッと揚げた『味噌カツ』。お肉よりしっかりした食感とサクサクの衣は食べ応え十分◎ さらに、自家製味噌だれが風味豊かで食べる手が止まりません。

御膳の小鉢
画像:さとみ縁

この日の小鉢は、左からじゃがいもの冷菜、かぼちゃのサブジ、ひじきとお豆の自家製味噌マヨ和え、メロン、気まぐれ野菜の白和え。真ん中には食べる野菜ジュースと、近くの錦市場で店舗を構える『高倉屋』のお漬物まで並んでいます。

中でもじゃがいもの冷菜は、千切りにしたじゃがいものシャキシャキ感とピリリとくる唐辛子がアクセント。酢でさっぱりといただけるのも暑い時期にはうれしいですね。

また、食べる野菜ジュースは、粗めにつぶすことでつぶつぶとした食感をわざと残してあります。季節などによって素材は変わるのだそう。今回いただいたのは小松菜とりんごで、甘さとさっぱり感のバランスが絶妙。青臭さは全くなく、“食べやすい”味わいでした。

動物性食品不使用と素材にこだわったメニューが並ぶ『mumokuteki cafe KYOTO』。小さな子どもと一緒でも、きめ細やかなサービスがあるので気軽に立ち寄ることができます。ぜひ親子で訪れて、体が喜ぶおいしいご飯をお腹いっぱい食べてくださいね!

【店舗詳細】
mumokuteki cafe KYOTO(ムモクテキカフェキョウト)
住所:京都府京都市中京区式部町261 ヒューマンフォーラムビル2階
電話番号:075-213-7733
営業時間:【平日】11:30~17:30(L.O. 16:30)【土日祝】11:30~18:30(L.O. 17:30)
定休日:水曜日
※季節によってメニューの内容は変わる場合があります。

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文/さとみ縁

【画像】さとみ縁
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