イタリア語でレストランは「Ristorante」と言い、改めて力をつけるという意味の「Ristorare(リストラーレ)」が語源とされているそうです。そんな、身体に元気を与えてくれる料理を薬膳と結び付けたイタリアン『LUDENS(ルーデンス)』をご紹介します。
『きょうとくらす』読者の皆様に特別なプレゼントもいただきました!今月の養生
『ルーデンス』の店から南方に位置する二条通はかつて、薬種問屋で栄えた街で、今でも漢方のお店がいくつかあり、今にその名残を伝えています。オーナーシェフ田淵章仁さんは、『国際薬膳食育師』の資格をもち、和漢膳と呼ばれる、日本の風土に合わせて調整された薬膳料理の知識と、これまでイタリア・ドイツ・フランス料理などを経験してきた要素を組み合わせで料理を提供しています。
筆者が行ったのは夏至のころだったため、夏至の時期に合わせたメニューをいただきました。一年の中で最も日が長くなる時期。また雨が多い時期ともいえるでしょう。そのような季節に身体を労わるような野菜やハーブをふんだんに使い、食材が持つ栄養を最大に引き出す料理を味わえます。
見た目も可愛い『LUDENS CUBE』。シャインマスカットとローズヒップのゼリー。酸味と甘みで食事のスタートを優しくアシスト。今にも泳ぎだしそうな鮎はヒレがパリパリ!骨ごと全部食べられます。スモークされた筒形のパスタは『カネロ二』。お料理の出し方はフュージョン系かな?と思いきや、これこそ田淵シェフが大切にする‟心とカラダが喜ぶ”イタリアンです。
誰もが食事を楽しめるように
『ルーデンス』の料理は、コース料理のみとなりますますが、多くの方に食事を楽しんでもらいたいという想いから、グルテンフリー、ラクトースフリー、肉なし、魚なし、野菜メインなど、アレルギーや宗教や信条に合わせた料理を作ってくれます。お店を予約する際に、苦手な食材や、アレルギーなどを伝えてみましょう。
田淵シェフ「小さいお子様がいらっしゃるのであれば、カウンター4席を貸し切りにしてご利用いただくこともできます」お子様からご高齢の方まで、フレキシブルに対応してもらえるのも嬉しいところ。
カウンターは、料理好きにはたまらないシェフの仕事を間近で見られるチャンス!暖かい料理を目の前で切り分けてくれたり、料理の仕上げのスープを注いでくれたりと、思わず「わ~!」と歓声が上がります。
テーブル席は、2人から12名程度の会食までレイアウトが可能です。田淵シェフ「うちはご家族でお誕生日会をしていただいたり、記念日で使っていただいたりすることが多いですね」
格天井と御簾がかかった和の空間に、すっきりとしたモダンなデザインのテーブルで、様々な年齢層の方に使いやすい仕様になっています。
田淵シェフのお料理教室
国際薬膳食育師の資格を持つ田淵シェフが、季節の養生をテーマに4品のレシピを教えてくれます。毎回テーマとしているのが「一生もののパスタレシピ」「無駄を無くすエシカルレシピ」「季節の養生レシピ」です。教室は、シェフによるデモンストレーションで行われ、教室後はできたてのお料理をランチとして食べられますよ。
8月の開催
8月26日 11:00~14:00
8月27日 1部 11:00~14:00 2部 14:30~17:30
※27日のみ二部制となっています。
■参加費:8,800円
※ワンドリンク付
※お支払いは現地払い(現金・クレジット)
■参加定員:7名
※定員になり次第受付を終了いたします。
■ご予約方法:075-231-5606(LUDENS)
※営業中は電話に出れないことがございます。予めご了承ください。
■持ち物:筆記用具
‟きょうとくらす”を見たで来店プレゼント
田淵シェフから『きょうとくらす』読者の皆様にプレゼントです。
9月30日までにご予約いただいた【先着30名様】
ランチもしくはディナーのご予約時に『きょうとくらす』を見たとお伝えください。
‟特性バジルソース”もしくは、‟オリジナルスパイス”をプレゼントします。
色とりどりの野菜や、数種類の野菜やお肉を煮込んだスープなど、見た目も栄養も満点なルーデンスのお料理。デザートと食後の焼き菓子とハーブティーを飲めば、今日の疲れも吹き飛びます。カラダへのご褒美に、家族や友人と食卓を囲める楽しい時間を『ルーデンス』で過ごしてみてはいかがでしょうか。
【店舗詳細】
LUDENS(ルーデンス)
住所:京都府京都市中京区間之町通二条上ル夷町560-8
電話番号:075-231-5606
営業時間:12:00~15:00、18:00~22:00
定休日:日曜日・月曜日
【画像】LUDENS/きょうとくらす編集部
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。