京都には人におすすめしたくなるようなスイーツがいっぱいありますよね♡
連載『きょうとのスイーツとくらす』では、きょうとくらす編集部が「ぜひ一度食べてみてほしい!」とみなさんにおすすめしたスイーツをご紹介します!
今回は、創作チーズケーキ専門店『京 菓る茶Cafe』をご紹介します。まるでアニメから抜け出してきたかのようなSNS映えのケーキは必見です!
和洋折衷の落ち着くカフェスペース
京都市営地下鉄『烏丸御池駅』より徒歩約6分のところにある創作チーズケーキ専門店『京 菓る茶Cafe』は、2階建ての古民家を改装したお店です。
できる限り元々の造りを活かした古風で和の雰囲気がある店内。木の梁や白い壁には町家の面影がある和洋折衷な空間となっています。
1階は商品の並ぶショーケースと厨房、2階はイートイン用のカフェスペースです。ケーキはテイクアウトも可能で、小さな子ども連れのお母さんを中心に利用するお客さんが多いのだそう。
2階のカフェスペースは、高い天井やカーペットが敷かれたフロアでゆったりした空間です。中庭の見える席もあり、しっとりとした雰囲気も楽しめます。
ナチュラルな色味のインテリアで統一されたテーブル席は、4人掛けと2人掛け、そして5人までが座れる大きなテーブルがあります。筆者が訪れたときは20代の若者を中心にケーキとおしゃべりを楽しむお客さんでほぼ満席でした。
アニメのようなフォルムにきゅん! こだわりの味わいも
『口福(こうふく)のチーズケーキ』(570円)は、ぽこぽこと穴のあいた黄色いチーズにネズミが載っている見た目にきゅん♡ アニメのようなかわいさがSNSを中心に話題を呼んでいます。
人が一生に摂る食事は約9万回といわれていることから、「9万分の1でこのチーズケーキを食べて幸せになってもらいたい」という思いを込めて“口福”と付けられているのだそう。
穴からのぞくネズミは、プルプルのパンナコッタで作られています。表情は一つひとつ手書きのため、どんな子がいるかは訪れたときのお楽しみです。
ケーキは3層になっていて、外側はレアチーズの黄色いムース、中身は濃厚なチーズクリームとしっとりとしたスフレチーズケーキです。
チーズは、北海道産のクリームチーズ、マスカルポーネ、リコッタチーズを使用。チーズの味を引き立たせるため、ムースはシンプルな材料で作られています。ずっしりしたチーズの塊のような見た目とはうらはらに、ふわふわとしていてとても軽い食感です。
また、スフレ生地と一緒に食べるチーズクリームによって、しっかりしたチーズの風味が後をひきます。口当たりの軽さは同じですが、つるんとしたムースとほろほろしたスフレで変化する食感も楽しいですよ。
子どもの頃の夢を叶える!? “甘い雲”が食べられるチーズケーキ
さらに軽い口当たりを追求して生まれた『風和里~ふわり~』(580円)は、雲をモチーフにしたチーズケーキ。メニュー名の漢字からも軽やかさが感じられます。
とにかく軽い食べ心地を目指したという『風和里』。ムースにはフロマージュブランとチーズクリーム、そしてメレンゲが入っています。
このムースは、『口福のチーズケーキ』のムースとは全く異なるレシピなのだそう。チーフパティシエの國友さんによると、「ムースには、材料の組み合わせや作り方によって無限のレシピがあります。作るケーキに合わせて、毎回レシピを考えています。」とのことでした。
メレンゲ入りのムースはまるで空気のよう。フォークに載せても重さが感じられません。
もこもこした雲のような形の中には、ブルーベリージャムを挟んだスポンジケーキが入っています。表面の青い部分は、空を表現したチョコスプレーです。
ムースを口に入れると、豊かなチーズの味が広がります。さらに食べ進めると、コクのしっかりしたチーズクリームと甘くてさっぱりしたブルーベリージャムにたどり着きます。甘さとフルーティーさのバランスが絶妙で、最後まであっさりと食べられました。
かわいらしい見た目とパティシエこだわりの味わいで、食べた瞬間幸せになってしまう創作チーズケーキがいただける『京 菓る茶Cafe』。午後の時間には売り切れの商品も多いそうなので、ぜひ早めの時間帯に訪れることをおすすめします!
【店舗詳細】
京 菓る茶Cafe
住所:京都府京都市中京区松屋町51
電話番号:075-708-2377
営業時間:【カフェ】10:00~18:00(L.O. 17:00)【テイクアウト】10:00~19:00
定休日:水曜日
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文/さとみ縁
【画像】さとみ縁
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