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5か月の息子、初めての福岡帰省【29歳、育児はじめました日記】

こんにちは。新米ライターであり、新米パパのNakamuraです。

連載コラム『29歳、育児はじめました日記』では、新米パパが毎日の子育てを通して“ちょっとずつ父になっていく”リアルな記録をお届けします。

第4回となる今回は、「5か月の息子、初めての福岡帰省」をテーマにお伝えします。一筋縄ではいかない旅程でしたが、お楽しみ頂けると幸いです。

僕は帰れないので京都に来てください

門司港駅
画像:Nakamura

息子の誕生以来、京都から地元・福岡県へ初めての帰省。もともと僕は、息子がある程度大きくなるまで実家に帰らないつもりでした。

生後5か月の赤子とのお盆帰り――想像するのは酷暑、大荷物、帰省ラッシュの新幹線、泣き叫ぶ息子と周囲の白い目。僕は「無理」としか思えず、誕生前から親族や地元の友人に「数年帰らない」と宣言していました。

なんといっても、ここは京都。「観光がてら赤ちゃん見においで」と親族に言っても、たぶん許される場所。そんな薄情で厚顔な僕に、あるとき妻が言いました。「実家近くのホテル押さえたで。ベビーベッドも借りられるって!」。

初めての新幹線

妻いわく、「離乳食デビュー前で人見知りもない今が帰省のチャンスよ。」とのこと。

至極仰るとおり、ということで決まった2泊3日の帰省。新幹線のチケットも妻が手配してくれました。車両最前列の、足下が広い席です。この席は帰省シーズンは争奪戦になるそうですが、妻が豪腕でもぎ取りました。

京都から僕の地元まで、乗継ぎ含め約4時間の道のり。この移動が最初にして最大のハードルだと思っていましたが、意外とすんなりいきました。

新幹線
画像:Nakamura

ベビーカーは足下に収まり、赤ちゃんを座らせたままに出来たので大変助かりました。少し泣きはしたものの、合計で15分程度。新幹線を降りて駅の授乳室でミルクを飲ませ、お昼過ぎに実家に到着しました。

慣れない環境に苦戦

実家に着きさえすれば何とかなると思っていましたが、大変だったのはここからでした。実はここ数か月で息子の誕生に加え、従兄弟夫婦の出産、妹の結婚が重なり、実家は大騒ぎ。集まった親族は総勢16名です。

実家
画像:Nakamura

普段は親子3人で静かに過ごしていますが、実家は昼から酒盛り、テレビ音量は祖父母仕様。環境の違いに息子は大泣きです。

お昼寝の時間になっても寝かしつけが上手くいかず、苦戦する僕に、母と妻が「諦めも肝心」と一言。僕は開き直り、息子を抱えて寿司をつまみ、ビールを5缶飲みました。僕の地元の北九州市は、魚がとてもおいしいのです。

初めての風呂キャン

ホテル
画像:Nakamura

結局、予約したホテルに着いたのは20時頃。普段なら息子はおねんねの時間ですが、まだお風呂にも入れていません。就寝時間が大きくずれるのは流石に良くないということで、息子、5か月にして初の風呂キャンセル。ちゃんと寝られるか心配でしたが、問題なく朝まで寝てくれました。

息子と地元を散歩

朝、お風呂の後はホテルの周りをお散歩。“門司港レトロ”と呼ばれるちょっとした観光地区です。かつて貿易で栄えた港町で、明治~昭和期の洋風建築が多く残っています。

門司港
画像:Nakamura

ここは僕が高校時代を過ごした町でもあり、息子とこの町を歩くことに不思議な感慨を覚えます。蘇る10代の思い出。遠くない将来、息子も迎えるであろう思春期を思い、なぜかむず痒くなりました。

さて、帰省は2泊3日。友人と会ったり、実家で飲んだくれたり、充実した時間を過ごし、あっという間に旅も終わりです。

さすがに泣いた帰路

京都に戻る新幹線。行きが大人しかったので帰りも大丈夫だろうと思っていると、流石に甘かった。旅疲れか、すこぶる機嫌の悪い息子。合計で1時間以上、抱っこ紐を着けてデッキに立つ羽目に。

このとき僕は気付きました。ハラハラしながら座っているより、いっそずっと立っている方が心身共に楽だということに。

息子は抱っこ紐で眠り、僕は立ったままスマホで動画を観て過ごしました。デッキには似た状況の親子もちらほら。同志の存在を感じ、座席よりむしろリラックスできました。そして夕方、無事に京都に到着。

子も親も意外とタフ

初めての子連れ帰省を終え、わかった事があります。赤ちゃんも親である僕も、想像していたよりタフだということです。帰宅した息子はすぐにいつもの生活リズムに戻り、機嫌も元通り。実は朝方まで飲んでいて寝不足だった僕も、無事帰宅できてほっと一息です。

画像: Nakamura

ずっと赤子連れの遠出を恐れていた僕ですが、「また年末も帰ろうかな?」と思えた帰省になりました。僕の心配性に、荒療治を施してくれた妻に感謝です。

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文/Nakamura

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【画像】Nakamura