紅葉が見ごろを迎えるころ、湯気の立つ料理が恋しくなりますよね。たっぷりのキャベツの千切りで包んだ“キャベツ焼売”は、見た目もやさしい秋のごちそう。
今回ご紹介するのは、京都の料亭の柚子ポン酢でいただく“セイロ蒸し料理”。野菜の甘みをしっかり味わえるので、子どもにもおすすめです。
料亭のおいしい柚子ぽん酢

今回、焼売に合わせたいのは、料亭『下鴨茶寮』の『柚子ぽん酢』(1,296円)。鰹と昆布、椎茸をふんだんに使った出汁をベースに、香り高い柚子を合わせた柚子ぽん酢は、さっぱりとした口当たりで酸味がやさしく、キャベツの甘みを引き立ててくれます。下鴨茶寮オンラインショップでも購入できます。
京だしの旨味が効いたまろやかな味わいで、蒸し料理との相性も抜群! 保存料、着色料を一切使わず、素材にこだわり抜いているそうです。
失敗しないポイント
- キャベツは塩もみしてしんなりさせると包みやすく、蒸したときもほどよい食感に。
- 肉だねはよく練って粘りを出すと、ふんわりジューシーに仕上がる。
- セイロの下にはクッキングシートを敷くと、くっつきを防げて後片づけも簡単。
- 蒸す前に湯気をしっかり立ててから入れると、全体がムラなくふっくら蒸し上がる。
- 蒸しすぎに注意。10分ほどを目安に、中まで火が通ったらすぐに取り出して。
材料(2~3人分)
- 豚ひき肉 … 200g
- キャベツ (千切り)… 250g
- しょうが(千切り) … 3g
- 片栗粉 … 大さじ1
【肉だねタレ】 - 醤油 … 大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- ごま油 … 小さじ1
- 鶏ガラスープの素…小さじ1
- オイスターソース…小さじ1
- 塩…少々
作り方
(1)キャベツを準備する
キャベツは半分に切って千切りにし、塩をふって揉み込む。そのまま10分程おき、水気をよく絞る。
(2)肉だねを作る

ボウルに豚ひき肉、しょうが、片栗粉、肉だねのタレの材料を加えてよく練り、一口サイズに丸める。
(3)キャベツで包む

肉だねをキャベツで包み、軽く形を整える。
(4)セイロで蒸す

セイロにクッキングシートを敷き、キャベツシュウマイを並べる。湯気の立った鍋にのせ、中火で約10分蒸す。

蒸しあがったら、完成! 器にうつさず、このまま食卓に出すと洗い物も少ないのでおすすめです◎
ライター・ミヤザキカレンダーのひとこと
寒くなると、蒸し料理が恋しくなりますね。今回の焼売は、料亭のポン酢を合わせることで、ぐっと京都らしい味わいに。我が家では蒸し器を使って、気軽に蒸し料理を楽しんでいます。湯気の向こうに季節を感じながら、心もほっと温まるひと皿。ぜひ一度、おうちで試してみてくださいね。
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【画像】ミヤザキカレンダー
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