UCHU wagashiのふきよせ
グルメ

“手土産で渡して喜ばれる”京都の和菓子9選【京都のローカル放送局社員のおすすめ】

京都といえば、やはり“和菓子”ですよね! 京都には古くから人気が途絶えない老舗の和菓子屋さんや、フォトジェニックで美しい新たな和菓子店など、さまざまな和菓子店が軒を連ねています。

そこで今回は、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「手土産で喜ばれる和菓子を教えて」とアンケートを取りました。その結果、名前の挙がった和菓子を厳選し9つをご紹介します。

ぜひ、手土産を選ぶ際の参考にしてくださいね!

1:満月「阿闍梨餅」

満月本店 外観
画像:きょうとくらす編集部

京都市左京区に本店を構える『満月』。名物の『阿闍梨餅』(1個 141円)は、丹波大納言の粒餡を秘伝の餅生地で包み、焼き上げた半生菓子です。

しっとりとした餅生地がなんとも独特の食感♡ 自家製餡との相性も抜群でたまりません!

阿闍梨餅画像
画像:きょうとくらす編集部

KBS京都の社員アンケートでは、「粒餡を包むモチモチの皮の相性が抜群!」「一つひとつ個包装されているのも嬉しい」という声が上がっていました。

阿闍梨餅
画像:きょうとくらす編集部

1個ずつバラでの購入も可能ですが、手土産用に箱入りも販売されています。『阿闍梨餅』(10個入 1,523円)をはじめ15個入、20個入など、入数のラインアップが豊富。必要数に応じて選べるのも魅力的です。

賞味期限が製造日を含め5日ほどある点もありがたい点です。

【詳細情報】
満月 本店
住所:京都府京都市左京区鞠小路通今出川上ル
電話:075-791-4121
営業時間:9:00〜18:00
定休日:水曜不定休

2:UCHU wagashi「drawing」

UCHU wagashiのふきよせ
画像:株式会社UCHU

京都御苑の東側に本店を構える『UCHU wagashi』。“人をわくわくさせたり、しあわせにする和菓子”をコンセプトとした和菓子屋さんです。

カラフルな色合いや現代的なデザインが特徴である同店の和菓子は、伝統にとらわれない新たな和菓子のスタイルを提案。思わず手に取りたくなるポップで可愛らしい和菓子は、若い世代の人たちからも人気を集めています。

drawing
画像:株式会社UCHU

扇形のピースを組み合わせて、絵を描くように自分だけのカタチを作ることができる落雁『drawing』(834円)は、『UCHU wagashi』が1番最初に作ったという定番商品。見ているだけでもわくわくするようなデザインです!

drawing
画像:株式会社UCHU

伝統的な和菓子の落雁に、“デザインする”という新しい要素を加えたこちら。ただ食べるだけではなく、想像力を働かせながら好きな形を表現してみて♡

KBS京都の社員アンケートでは「優しいお味で、かわいい見た目なのでお子さんも喜ぶかも」との声もありました。

【店舗詳細】
UCHU wagashi(ウチュウ ワガシ)  寺町本店
住所:京都府京都市上京区寺町通丸太町上ル信富町307
電話番号:075-744-6287
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火曜日

3:京都祇園あのん「あんぽーね」

祇園あのん本店外観
画像:株式会社サザエ食品

芸舞妓さんが行き交う花街の祇園に本店を構える『京都祇園あのん』。あんこをテーマにした和菓子や和洋の枠を尽くした新感覚のお菓子を製造・販売しています。

あんぽーね5個セット内容
画像:中村ゆか

『あんぽーね』(粒 5個入 1,836円)は、十勝産小豆をじっくり炊きあげた粒あんとマスカルポーネチーズを使用した自家製クリームを最中皮でサンドしていただく、和洋折衷のスイーツです。

最中皮5組、瓶詰の粒あん1個、瓶詰のチーズクリーム1個、木製スプーン2本がセットになっており、最中皮に粒あんとチーズクリームをお好みで乗せて完成させます。公式のおすすめは“粒あん6:チーズクリーム4”の割合とのこと◎

完成したあんぽーね
画像:中村ゆか

あんことチーズという普段あまり口にしない組み合わせでしたが、その相性は驚くほど抜群! コクのある小豆の味に、チーズの風味や酸味がまろやかに口の中で混ざり合います。粒あんとチーズクリームの甘みの中、最中皮の香ばしさもとてもよいアクセントになっていました◎

KBS京都の社員アンケートでは「チーズ好き、餡好きのどちらの人にもおすすめ。最中にする手間は少しかかるけど、手間をかけた分以上のおいしさがある!」との声がありました。

【店舗詳細】
京都祇園あのん 京都祇園本店
住所:京都府京都市東山区清本町368-2
電話番号:075-551-8205
営業時間:【物販】12:00~18:00【カフェ】12:00〜17:30(L.O.17:00)
定休日:火曜日

4:とらや 「最中 弥栄」「小形羊羹 夜の梅」

とらや外観
画像:とらや

室町時代後期に京都で創業し、以来5世紀にわたり菓子屋を営んできた『とらや』。パリにも店舗があり、国外でも人気を誇っています。

『京都御所』のすぐ近く、地下鉄烏丸線『今出川駅』から徒歩約7分の『とらや 京都一条店』。店舗のすぐ近くには喫茶である『虎屋菓寮 京都一条店』もあります。

とらや 内観
画像:きょうとくらす編集部

開放感のある落ち着いた店内には、羊羹や生菓子、焼菓子などさまざまな和菓子がずらり。季節限定の商品や京都限定の商品もあります◎

とらや『最中弥栄小倉餡入』
画像:きょうとくらす編集部

最中『弥栄』(238円)は、おめでたい花である“菊”をかたどった最中の中に小倉餡がぎっしり。餡の風味をしっかりと感じられる上品なお味です。KBS京都の社員アンケートでは「甘すぎず後味も良い」との声がありました◎

とらや『夜の梅』
画像:とらや

小形羊羹『夜の梅』(324円)は、切り口に見える小豆を、夜の闇に咲く白い梅の花に見立てたことから名付けられたそう。とらやを代表する小倉羊羹で、封を開けると黒く艶やかな羊羹が出てきます。しっとりした食感で歯切れが良く、優しい甘さが口いっぱいに広がります。

常温保存で1年ほど日持ちもするので、KBS京都の社員アンケートでも「日持ちもするので帰省の際のおみやげにしています」との意見がありました。

【店舗詳細】
とらや 京都一条店
住所:京都府京都市上京区烏丸通一条角広橋殿町415
電話番号:075-441-3111
営業時間:9:00~18:00
定休日:元日/毎月最終月曜日 ※祝日、12月は除く

5:俵屋吉富「雲龍」

『俵屋吉富』外観
画像:きょうとくらす編集部

1755年に上京区で創業した京菓子司『俵屋吉富(たわらやよしとみ)』。西陣にある本店は、1933年に新築されてから90年以上守られ続けています。

本店から徒歩約2分の距離にある『俵屋吉富 烏丸店』には、和菓子の歴史について学べる『京菓子資料館』やお茶席『祥雲軒』なども併設されています。

『俵屋吉富』内観
画像:きょうとくらす編集部

坪庭も併設された風情あふれる本店の店内には、一部の限定商品を除き、全ての商品が揃っています。

『俵屋吉富』ショーケース
画像:きょうとくらす編集部

今回ご紹介する『雲龍(うんりゅう)』(1,080円/半棹)は、数ある和菓子の中でも『俵屋吉富』が誇る代表銘菓。小倉餡と白餡の2種類があります。

『俵屋吉富』の『雲龍(うんりゅう)』
画像:きょうとくらす編集部

包を開けると1本入っているので、自分で好きな大きさに切り分けていただきます。餡子がぎっしり詰まっていて、餡子好きにはたまらない♡ 見た目に反して甘さは控えめなので、コーヒーや紅茶とも相性抜群。

KBS京都の社員アンケートでは、「見た目は風情があるし、味は上品な甘さでおいしい。 60代の父が好んでいるので、実家に帰る時にお土産として買って帰る」との声があがりました。

【店舗詳細】
俵屋吉富(たわらやよしとみ) 本店
住所:京都府京都市上京区室町頭町285-1
電話番号:075-432-2211
営業時間:8:00~16:00
定休日:日・水曜日

6:美十 ゴディバ監修「生八つ橋 ガナッシュ仕立て」

美十「生八つ橋 ガナッシュ仕立て(ゴディバ八つ橋)」の売り場
画像:きょうとくらす編集部

『京ばあむ』など数々のお菓子を手掛ける『美十』と、プレミアムチョコレートブランド『GODIVA(ゴディバ)』との夢のコラボレーションで誕生した『生八つ橋 ガナッシュ仕立て』(8個入 972円)。

美十「生八つ橋 ガナッシュ仕立て(ゴディバ八つ橋)」のパッケージ
画像:きょうとくらす編集部

パッケージの質感がとてもしっかりしていて、プレミアム感を感じます。日本の立涌(たてわく)文様に見立てて、“和”と“洋”のマリアージュを表現したそう。個包装になっているので、お土産で渡しても喜ばれそうですね◎

美十「生八つ橋 ガナッシュ仕立て(ゴディバ八つ橋)の中身
画像:きょうとくらす編集部

ココア風味のもちもちの生地の中には、2種類のクーベルチュールチョコレートと純生クリームをあわせた口溶けなめらかなガナッシュ仕立てのチョコレートが包まれています。

カカオの風味をしっかりと感じられて、チョコレートの上品な味わいを楽しめます。 チョコレート好きの方におすすめです◎

【店舗詳細】
京都菓子小路 八条口店
住所:京都府京都市下京区東塩小路釜殿町31-1 近鉄名店街「みやこみち」内
電話番号:075-662-0405
営業時間:9:00~20:00
定休日:不定休

7:鶴屋吉信「つばらつばら」

『鶴屋吉信』外観
画像:きょうとくらす編集部

1803年創業で220年以上の伝統を誇る京菓匠『鶴屋吉信(つるやよしのぶ)』。新感覚の和菓子を生み出す『IRODORI』も手掛けており、伝統を守りつつ新たな和菓子にも挑戦し続けています。

地下鉄『今出川駅』から徒歩約10分、織り物のまち京都・西陣にある京町屋造りの本店は、一枚板の看板が目印。

『鶴屋吉信』内観
画像:きょうとくらす編集部

広々とした店内には、羊羹や最中、お干菓子などのお菓子がずらりと並んでいます。また、2階には生菓子実演スペース『菓遊茶屋』があり、和菓子職人が目の前でつくる生菓子を、茶寮でお抹茶といただくことができます。

その他にも、併設された『tubara cafe』では、今回ご紹介する『つばらつばら』をアレンジした“マスカルポーネあん”をはさんだ生つばらを、5つのフレーバーで味わえますよ◎

『鶴屋吉信』つばらつばら
画像:きょうとくらす編集部

『鶴屋吉信』のベストセラー焼き菓子『つばらつばら』(5個入 1,296円)は、添加物不使用◎ 個包装なのでお土産にもおすすめです。

『鶴屋吉信』つばらつばら
画像:きょうとくらす編集部

もち粉を使用しているもちもちの生地の中には、粒あんがぎっしり♡ 餡子の自然の甘さと、やわらかさと弾力を兼ね備えた生地の相性が抜群で、子どもも喜ぶこと間違いなし。ひとつでも十分食べ応えがあります。

KBS京都の社員アンケートでは「季節限定の『つばらつばら』も魅力的で、手土産にもおすすめ」との声がありました。季節によっては桜や栗など季節限定のつばらつばらも登場するので、ぜひチェックしてみてください◎

【店舗詳細】
鶴屋吉信(つるやよしのぶ)本店
住所:京都府京都市上京区西船橋町340-1
電話番号:075-441-0105
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日・不定休

8:麩嘉「麩まんじゅう」

麩嘉本店の外観
画像:きょうとくらす編集部

古くから京都御所にも麩を献上してきたという、京都を代表する麩屋『麩嘉(ふうか)』。京都市バス『文化庁前・府庁前』から徒歩約4分のところにある『麩嘉 本店』では、事前の電話予約にて販売を受け付けています。1台分の駐車場もあるので車での来店も可能ですよ。

予約なしで購入希望の場合は、『錦市場』の中にある『麩嘉 錦店』やその他の販売店舗をご利用ください。

麩嘉「麩まんじゅう」の箱

画像:きょうとくらす編集部

オレンジのリボンがアクセントの箱に入った『麩まんじゅう』(1,350円/5個入)。

麩嘉「麩まんじゅう」

画像:きょうとくらす編集部

箱を開けると笹に包まれた特別感のあるお饅頭が5つぎっしりと入っています。

麩嘉「麩まんじゅう」

画像:きょうとくらす編集部

『麩まんじゅう』は、丹波大納言のこし餡を、青のりを練りこんだ生麩で包んだお饅頭です。一口食べるとまず、生麩のコシのあるもちもちの食感に驚き。お麩の味をしっかりと感じられて、やみつきになるおいしさです◎ そして、甘いこし餡がとても滑らかで、生麩との相性は抜群。ほんのり香る笹の香りも楽しむことができます。

KBS京都の社員アンケートでも「麩のやわらかさと、中のこしあんが絶妙においしいです。」との声があがりました。

【店舗詳細】
麩嘉(ふうか)
住所:京都府京都市上京区西洞院通椹木町上る東裏辻町413
電話番号:075-231-1584
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日

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文/きょうとくらす編集部

【画像】株式会社UCHU/株式会社サザエ食品/中村ゆか/きょうとくらす編集部
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