はんなりしたイメージのある京都。実は、おいしいラーメンの激戦区としても有名です。昔ながらの中華そばから、こってり濃厚な豚骨、個性豊かな創作ラーメンまで……その日の気分で選べるのが京都ラーメンの魅力。
連載『きょうとのラーメンとくらす』では、きょうとくらすのライターたちが「ぜひ一度食べてみてほしい!」とみなさんにおすすめしたいラーメンをご紹介します!
今回はライター・みやこが、わざわざ足を運びたくなるような“つけ担々麺”の専門店をご紹介します。少し足を延ばしてでも食べたい、行列必至の一杯が登場しますよ!
長岡京の人気店! 行列の先にある至福の一杯

JR・長岡京駅から徒歩約12分、国道171号線沿いにある『風来房(ふうらいぼう)』。黒を基調にしたスタイリッシュな外観に、赤い縦看板がアクセントです。駅からは少し距離がありますが、駐車場も4台分あるので、車で訪れるパパ・ママにとっても嬉しいですね。

この日も開店前からすでに行列が! 地元の方はもちろん、遠方からもファンが訪れる人気ぶりがうかがえますね。スープがなくなり次第終了とのことなので、早めの時間帯に訪れるのがおすすめですよ。
活気あふれる店内! 券売機で好みをチョイス

黒と木目を基調にした、シンプルな店内。席はカウンターのみですが、ひとりでも家族連れでも入りやすい空間づくりがされています。スタッフの方々の元気な声が飛び交い、活気にあふれています。席に着く前に、まずは入口すぐの券売機でメニューを選んでくださいね。

メニューは、看板商品の『白虎』をはじめ、『玄武(黒ごま)』、『朱雀(酸っぱ辛い)』、『鳳凰(旨辛)』、『黄龍(カリー風味)』など、四神の名前がついた個性的なラインアップ。辛さや麺の量も選べるので、自分好みにカスタマイズできるのが嬉しいですね。

今回は、一番ベーシックだという『白虎』(1,000円)をいただきました。
白ごまのまろやかさと魚介出汁が光る「白虎」

クリーミーな白ごまベースのつけ汁に、ほんのりと自家製ラー油が香る『白虎』。麺の上にはシャキシャキの水菜が彩りを添えています。

まずはつけ汁を一口。白ごまの濃厚なコクと、鰹・鯖・昆布からとったという魚介出汁の旨みが口いっぱいに広がります! クリーミーでまろやかながら、自家製ラー油の程よいシビ辛感がアクセントになっていて、後を引くおいしさ。ほのかな酸味が全体の味を引き締めています。

麺は、つるりとした食感の中細ストレート麺で、もちっとした歯ごたえと喉ごしがたまりません♡ この麺が、濃厚なつけ汁とよく絡むんです……! 麺をすするたびに、ごまと魚介の豊かな風味が鼻を抜け、どんどん食べ進めてしまいます。

つけ汁の中には、まるで角煮のように柔らかく煮込まれた角切りチャーシューと、旨みたっぷりの肉味噌がゴロゴロと入っています。これがまた、麺と一緒に食べるとたまらないおいしさ! 食感のアクセントにもなっていて、最後まで飽きさせません。
店舗詳細
風来房(ふうらいぼう)
住所:京都府長岡京市神足大張8 1階
電話番号:075-951-1747
営業時間:11:30~15:00(L.O. 14:45)、18:00~21:00(L.O. 20:45)
定休日:不定休 ※スープが無くなり次第終了
駐車場:あり(4台)
ライター・みやこのひとこと
長岡京市にある、つけ担々麺の専門店『風来房』。行列も納得の、奥深くクセになる味わいでした。辛いものが苦手な方でも楽しめる『白虎』は、まさに至福の一杯。麺の温かさ(温・冷)も選べるので、子どもと一緒でも、それぞれの好みに合わせやすいですね。
わざわざ足を運ぶ価値あり! 気になる方はぜひ訪れてみてくださいね。
取材・文/みやこ
【画像】みやこ
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