ゾウが歩いているシーン
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京都市動物園の飼育員が教える「動物豆知識」【京都市左京区】

KBS京都で放送中の『SUNNY TIME』。
今回は、2024年1月20日(土)に放送された『京都エキスパート』コーナーから、動物のエキスパートである『京都市動物園』飼育員の星野智さんをご紹介。

かわいい動物たちに癒されちゃいましょう♡

動物のエキスパート・星野智さん

京都市動物園飼育員の星野智さん
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

今回のエキスパートは、動物のエキスパートである『京都市動物園』飼育員の星野智さん。

京都市動物園_看板
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

京都市動物園は1903年に開園し120年以上の歴史ある動物園です。現在は100種類以上の動物が飼育されており、飼育員は数種類の動物の担当をしています。今回は、星野さんが担当している動物たちをご案内していただきました。

京都の動物と自然を感じる「京都の森エリア」

京都の森エリア紹介
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

『京都の森エリア』は名前の通り、京都にいる身近な動物が主に飼育されています。

飼育員星野さんがニホンリスのパネルを持っている
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

はじめに、星野さんが担当している『ニホンリス』を紹介していただきました。

ニホンリスの毛色の違い紹介
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

ニホンリスは時期で毛色が変わるそうです! 暖かい時期は毛色が明るい茶色に。寒い時期はグレーになるとのこと。

ニホンリスの尻尾
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

ニホンリスは体と同じくらいの長い尻尾を持っていて、重要な役割があります。例えば、マフラーのように尻尾を使うこともあるそうです!

ちなみに、星野さんも京都市動物園ではあまり見たことがないそうですが、尻尾を傘の代わりにしたり、パラシュートのように使うこともあるのだとか。

野鳥舎
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

続いて向かったのは、野鳥舎(やちょうしゃ)。ここには3種類の鳥がいます。

トラツグミ紹介
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

『トラツグミ』は日本では全国的に生息し、主に丘陵地や低山の広葉樹林にいます。雑食で土中のミミズや昆虫類などを捕食することが多いです。

“トラ”と名前が入るだけあって綺麗な模様をしています。羽を広げると違った模様に変わって素敵です♡

イソヒヨドリ紹介
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

『イソヒヨドリ』は海岸近くの磯でも見られることからこの名前がつきました。春には美しい旋律で鳴きます。

オスとメスで色が違い、オスは綺麗な色をしていますがメスは地味なグレーなのだそう。

ウズラ紹介
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

『ウズラ』は茂みや農耕地などの草地に生息し、雑食で昆虫や穀類などを食べます。

小さいので見つけるのに一苦労するかもしれませんが、じっくり探してみると色んな鳥が見られるのが野鳥舎ならではの楽しみ方とか。

ゾウは耳以外にも音を感じる部位がある?

ゾウの森
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

最後は『ゾウの森』です。京都市動物園では現在、1頭のオスと4頭のメスを飼育しています。

ゾウの豆知識を紹介
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

ゾウの上唇と鼻が伸びた長い鼻は筋肉で構成されています。物を掴んだり引っ張ったり、様々な用途で使用するそうです。

長い鼻が特徴的ですが、知能が高い動物と言われており人に懐くというよりは“慣れる”動物なのだとか。

ゾウの足の裏の豆知識紹介
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

実はゾウは大きな耳以外にも音を感じることができる部位があります。それは、”足の裏”。ゾウの足の裏は少し柔らかく音を敏感に感じ取ることができます。

ゾウが歩いているシーン
画像:KBS京都『SUNNY TIME』

人間には聞こえない低周波を出してコミュニケーションを取っていて野生では30~40km先の音も聴き取れると言われています。離れ離れになった親子が足で場所を感じ取ることもあるのだそうです。

他にもたくさんの動物たちが待っているので、ぜひ足を運んでみてください!

【施設情報】
京都市動物園
住所:京都府京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
電話番号:075-771-0210

関連記事:ねらい目の時間は? 園長直伝“京都市動物園を100倍楽しむコツ”【きょうとくらすコラム】

文/西門

【画像・参考】SUNNY TIME(毎週土曜日10:30~11:55) – KBS京都
※この記事は、2024年1月20日(土)放送時点の情報です。詳しくは店舗へお問い合わせください。