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ガラス作家「網野 篤子さん」の人生哲学を谷口キヨコが紐解く!【京都市】

KBS京都で放送中の『谷口流々』。
谷口キヨコが、京都を中心に活躍する人々の仕事現場に足を運び、十人十色の人生哲学を紐解いていきます。

2024年10月12日(土)の放送では、ガラス作家・網野 篤子さんに話を伺いました。

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Profile:ガラス作家・網野 篤子さん

画像:KBS京都『谷口流々』
画像:KBS京都『谷口流々』

今回ご紹介する網野 篤子さんは、バーナーワークの技法を用いてガラス細工を制作し「KOBEとんぼ玉ミュージアム」では講師を務めるなど、ガラス作家として活躍されています。

夏の風物詩”金魚”の姿や色に魅力を感じ、20年以上にわたり金魚のガラス細工を手掛けています。24歳のとき、勤務中にステンドグラス工房にふらっと立ち寄り、ワークショップに感銘を受け「仕事にしたい!」と考えました。26歳で仕事を退職し、ガラス工房でアルバイトを始めました。
仕事にするならアクセサリーだと教えてもらい制作を始めました。徐々に売れていき少しずつ軌道に乗り、32歳のとき「このままで良いのか?」と漠然と人生を考えるようになりました。

滋賀県長浜市で行われたガラス細工のワークショップに参加し、立体物のガラス細工を始めて制作しこの道を極めると猛勉強しました。この頃から、金魚には思入れがありガラスで本物の金魚を作ることを目指しました。

38歳に出身の京都へ。この頃には金魚マニアで、愛知県で行われる金魚の品評会に通ったり、金魚マニアが集まって百貨店で展覧会なども行きました。
ワークショップや依頼仕事の中で、印象に残っているのは、香港国際空港の屋上庭園で制作した「ガラス金魚作品」。金魚の歴史。誕生~発展~国際的繁栄を表せるように約30匹、様々な品種の金魚を制作しました。特にこだわった点は、「金魚の角度」その金魚の魅力が一番伝わる角度を意識しました。金魚は考えて動いているので、金魚の軌道や周りの世界を表現してみたいと考えています。

文/KBS京都

【画像・参考】谷口流々(毎週土曜日9:30~10:00) – KBS京都
※この記事は、2024年10月12日(土)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。