宮崎泰江が教える京都の伝統菓子「浮島」の作り方

KBS京都で放送中の『SUNNY TIME』。
今回は、2024年2月3日（土）に放送された『サニーキッチン』コーナーから、『和菓子サロン一祥』を運営する宮崎泰江さんに『浮島』の作り方を教えていただきました。

材料（12cm×15cmの型の分）

卵黄・・・1個分
白こしあん・・・150g
黒砂糖・・・15g
米粉・・・15g
ココアパウダー・・・5g
卵白・・・1個分
砂糖・・・5g
トッピング用のココア、抹茶・・・お好みの量

（1）卵白に砂糖を入れ、泡だて器でメレンゲを作ります。
POINT：卵白は冷やしておいたものを使い、少し叩きつけるように混ぜると泡立ちやすいですよ。

（2）型に合うよう角を切ったオーブンシートを敷きます。

（3）蒸し器も用意します。蒸し器が無い場合は、深めのフライパンに水を入れて、耐熱皿を置くと代用できます。

（4）白こしあんに黒砂糖と卵黄を入れてよく混ぜます。
POINT：餡を入れることでしっとりとした生地に。黒砂糖がなければ、普通の砂糖でもOK！

（5）（4）に米粉とココアパウダーをふるいにかけ、餡と粉類がまとまるようによく混ぜます。

（6）（1）で泡立てた卵白を2回に分けて生地に入れて混ぜます。
POINT：2回目は、メレンゲの泡が残るよう、切るように混ぜましょう。

（7）（6）を型に入れ、平らに広げます。広げ終わったら、生地の中の空気を抜くために、最後に1、2回型を軽く上げて落とします。

（8）生地の入った型を蒸し器に入れ、弱火で約20分蒸します。

（9）十分に粗熱をとったら、包丁でチョコレートのように四角く切りそろえます。

（10）上から抹茶やココアパウダーをトッピングしたら完成です！

軽いくちどけでしっとりとした和菓子♡　苺とマスカルポーネを組み合わせてトッピングするのもおすすめです。

和菓子教室講師・宮崎泰江

和菓子職人を経て、京都の伝統的な和菓子作りが学べる少人数制和菓子教室『和菓子サロン一祥』を運営。

和スイーツの商品開発や各種イベントなどでも活躍している。

関連記事：これまでのサニーキッチンのレシピはこちら

文／ｓｕｍｉｒｅ