親子と紅葉
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紅葉と一緒に! プロが教える「子ども写真が映える撮影のコツ」

すっかり肌寒くなり、もうすぐ木々が色づく紅葉の季節がやってきますね。京都には美しい紅葉スポットがたくさんあるので、家族で出かける方も多いのではないでしょうか? せっかくお出かけしたのなら、写真を撮って思い出として残したいですよね。

そこで今回は、“子ども写真が映える撮影のコツ”をご紹介します。スマートフォンでも簡単に実践できるプロのカメラマン直伝の方法を、お出かけ前にぜひチェックしてくださいね!

子ども写真が映える撮影のコツ

今回ご紹介するのは、スマートフォンでもすぐに実践できるちょっとしたコツばかり。少しの工夫で素敵な写真を撮影できるので、カメラに慣れていない方でも実践しやすいですよ◎

1:構図を意識する

紅葉と男の子
画像:tvcuong8892/Shutterstock

子どもの身長を考慮して撮影環境を意識すると、綺麗な写真を撮ることができます。例えば、背丈に垂れ下がった小さめの木の前に立つと、子どもの背景に紅葉が広がってより美しい構図になります。

また、より構図を意識する場合は、グリッド機能を活用するのも効果的です。iPhoneの場合、設定→カメラ→グリッドから設定可能で、撮影時に画面上に補助線が表示されるので、写真が傾くのを防ぐことができます。

2:子どもの目線から撮影する

紅葉を拾った様子
画像:Mou Kundu/Shutterstock

子どもの写真を撮る際は、子どもと同じ目線の高さになるように、しゃがんで撮影するのがおすすめです。そうすることで、子どもの楽しそうな表情を正面から撮ることができます。

3:ポートレートモードで撮影する

後ろ姿と紅葉
画像:Ivanova Ksenia/Shutterstock

背景がぼやけて被写体がくっきりと写るポートレートモードだと、自然と奥行きが出て、スマートフォンでもまるで本格的なカメラで撮影したような写真が撮影できます。特に紅葉スポットなどは、混雑していることが多いので被写体が分散しがちですが、ポートレートモードにすることによって、我が子がしっかり目立った写真になりますよ◎

また、ポートレート機能のF値を活用すると、背景のぼかし具合を調整することができます。iPhoneの場合は、ポートレートモードの際に、画面右上にある「f」マークをタップすることで簡単に調整できますよ。

4:AFロックを活用する

落ち葉を拾う女の子
画像:polkadot_photo/Shutterstock

AFロックとは、シャッターボタンを半押しするように、ピントを固定することです。iPhoneの場合は、カメラを開き、ピントを固定したい被写体を長押しすることでAFロックをすることができます。ピントを固定することで、ピントを変えずにさまざまな角度から撮影ができるので、カメラを構えるたびにピントを合わせる必要がなくなります。

5:明るさを調整する

親子と紅葉
画像:yamasan0708/Shutterstock

紅葉を見にきたのに、曇り空でなんだか綺麗に撮れない……なんてこともありますよね。そんな時は、カメラ撮影時の明るさを調整してみてください。iPhoneの場合は、画面をタップすると太陽のマークが出てくるので、その太陽マークを上下にすることで画面の明るさを調整することができます。カメラを構えながら、ちょうどいい明るさを探してみてくださいね。

今回教えてくれたプロ

片倉玄徳さん
画像:片倉写真事務所 片倉玄徳

今回お話をお伺いしたのは、京都・北山にある片倉写真事務所の代表であり、フォトグラファーとして活動する片倉玄徳さん。関西を拠点に全国でウェディングや七五三、ポートレート、商業撮影を行っています。家族の思い出を素敵に残したい方は、ぜひご依頼してみてくださいね。

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文/きょうとくらす編集部

【画像】片倉写真事務所 片倉玄徳/Shutterstock:tvcuong8892/Mou Kundu/Ivanova Ksenia/polkadot_photo/yamasan0708