KBS京都で放送中の『SUNNY TIME』。
今回は、2024年9月14日(土)に放送された『サニーキッチン』コーナーから、おばんざいの先生・いとうまりさんが教える『里芋の白みそ田楽』の作り方をご紹介。
里芋を白みそにつけるのは、京都では伝統的な食べ方。今回は、白みそと柚子みその2種類の作り方を教えていただきました。
材料(2人前)
里芋・・・4~6個
【田楽みそ】
白みそ・・・60g
卵黄・・・1個分
砂糖・・・大さじ1/2
酒・・・大さじ1/2
みりん・・・大さじ1.5
ゆず・・・1個分
※赤味噌を使う場合は、赤味噌・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ2、みりん・・・大さじ1
作り方
(1)まずは、里芋を水に入れ、2つをこすり合わせながら表面の産毛や汚れを落とします。
(2)水気を拭いたら、真ん中の皮を切るように帯状にスッと切り込みを入れましょう。
(3)(2)を10~15分程湯がいたら、切込みに沿ってつるんと皮をむいていきます。
POINT:皮付きのまま湯がくことで、芋のぬめり成分が手に付かずかゆくなりにくくなります。
(4)茶色く皮が残ってしまった部分は包丁で切り落とし、里芋に2本の串を刺しておきましょう。
POINT:1本だと食べるときにクルクル回ってしまうので、固定するために2本刺します。
(5)続いては、田楽みそを作っていきます。ボウルに田楽みその材料を全て入れて、混ぜ合わせます。
(6)(5)を火のついていないフライパンに移したら、弱火〜弱めの中火でカスタードを作るように練っていきます。
POINT:強すぎると焦げて食感が悪くなるので要注意! 火が入り出すと一気に固まってくるので、目を離さず混ぜ続けましょう。八の字をイメージするとまんべんなく混ぜることができます。
(7)できあがった田楽は、2つに分けてボウルに移します。1つの方には、ゆずの皮を入れ、皮を金おろしで擦って田楽に加えましょう。
(8)(4)の里芋に2種類の田楽をそれぞれかけ、ゆず味噌でない方にごまを振ったら完成です。
里芋の甘さと味噌の味わいが相性抜群! 赤味噌でも作れるので、家にあるもので手軽に作ってみてください。
今回レシピを教えてくれたシェフ
おばんざい教室講師・いとう まり
『あなたのすみれsmile おばんざいのちいさいお教室』主宰。
管理栄養士の資格を習得し、栄養学や理論を織り交ぜつつ野菜をふんだんに使い、身体と心に優しいおばんざい作りをめざしている。
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文/sumire