早いものでもう年末。年末にやることといえば、“大掃除”ですよね。しかし、小さな子どもがいるとなかなか思うように進まないことも……。
そこで、子どもたちが小さい頃から筆者が実際にやってきた“親子で楽しめる大掃除術”を、元保育士&整理収納アドバイザーのみらいが5つご紹介します。ぜひ取り入れてみてくださいね◎
1:水を使ってベランダ掃除
子どもたちに意外と人気なのが、ベランダ掃除。水を使うので、大人は冷たくて後回しにしてしまうことでも、子どもたちは楽しくやってくれたりしますよ。
この、“水を使う”というのが、子どもが楽しめるポイント! 長靴を履けば、多少は水に濡れても大丈夫。範囲もそんなに広くないので、飽きっぽい子どもでも最後まで綺麗にしてくれましたよ◎
2:長いモップでテンションが上がる! ほこり取り
大掃除で意外と見落としがちなのが、壁掃除。実は壁には、意外と埃がついてるんです。それが毎日のように落ちてきて、床にほこりが溜まる原因にもなります。そのため、1年に1度でも壁や天井の掃除をおすすめしますよ。
ここでも、子どもたちが大活躍! 壁掃除にはハンディーワイパーなど柄の長いほこり取りを使います。
子どもって、長いものを持つとテンションが上がることが多いですよね。「優しく壁を撫でて掃除してね」と、振り回したりしないことを約束してから、掃除をしてもらいましょう。「どれだけ多く壁を掃除できるかな?」とゲーム感覚にすることで、さらに楽しく掃除ができますよ。
3:ゲーム感覚で拭き掃除! だれが一番雑巾を汚くできるか競争!
床の水拭きや窓拭きは範囲が広くて大変ですよね。掃除機はかけたとしても、なかなか床を拭くことは少ないんじゃないでしょうか。それに、1人で拭くとなると余計に大変……。
そんな時も、子どもたちが頼りになります! 「どれだけ雑巾を汚くできるか競争だよ」と言うと、我先にといろんなところを拭いてくれます。
拭き終わった後は、「どれだけ汚くなったか見せて」とみんなで見せ合いっこ。タイマーをかけてやると、子どもの集中力を保つことができておすすめですよ◎
4:はしゃいでOK! 玄関前掃除
次に、玄関前の掃除。ここも範囲が狭いので、子どもたちにお願いしやすい場所のひとつです。ベランダ同様に、水を使うので子どもたちが遊び感覚で掃除をしてくれますよ◎
外なので、多少はしゃいでもオーケー! 子どもたちは意外と綺麗好きで、一生懸命汚れを落とそうと大人よりも頑張ってくれました♡
5:子どもが片付けたくなる定位置作り
最後は、子どもたちがいつも使う細かいものの片付けをしてもらいました。まずは、ゴチャゴチャしがちな机の中の文具を整理しました。
子どもたちと一緒に引き出しのサイズにぴったりな文具用のケースを購入! 一緒に考えて選ぶことで、子どもの片づけたい気持ちをかき立てます。
今回選んだケースは中も仕切られているので、細かい文具も仕切りに合わせてすっきり整いました◎ 定位置を作ってあげることで、使った後はちゃんと元に戻してくれるようになりましたよ。上のお姉ちゃんは、「綺麗になった!」と言って引き出しを開けるたびに嬉しそうにしています♡
さらに、このケースが中にぴったりと収まるサイズのファイルケースも購入。実際にやってみると、2個ぴったり入れることができましたよ◎
子供と一緒に使い方を検討し、こちらには今まで散らかりがちだったぬいぐるみの小物を入れることに。
このケースに入れることでどこに何が入っているかがすぐ確認できて探しやすく、そして片付けるのも楽になりました。見た目もコレクションケースのようで、片付けするのが楽しくなります♡
どれも心がけているのは、“子どもが楽しい”と思えること。そして、掃除をした後は「綺麗になったね」とみんなで言うことで、綺麗になるのが嬉しいという気持ちを育み、「できた!」という達成感を子どもたちに味わってもらうこと。
これをきっかけに、普段の掃除も手伝ってくれたらパパ・ママも助かりますよね♡ 今年の年末は、子どもたちと一緒に楽しく大掃除してみませんか?
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文/みらい
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