夏休みの時期は、親戚や友人など久しぶりの来客が増える季節。「ちゃんと片づけなきゃ!」と思いつつ、日々の暮らしに追われて手が回らないまま、当日を迎えてしまうこともありますよね。
そんなときに限って、急な訪問や「ちょっと寄っていい?」の連絡が……。
慌てて片づけるよりも、来客の目に入りやすい“来客動線”だけでも先に整えておくと、気持ちに余裕が生まれます。
今回は、玄関・トイレ・洗面所を中心に、無理なくできる整え方をご紹介します。
1:【玄関】第一印象をつくる“3つの見直しポイント”
玄関は、家の印象を決める場所。ここがすっきりしているだけで、“整っている家”という印象になります。

靴は出しっぱなしを最小限に
家族の靴は1〜2足に絞り、残りは靴箱へ。
それだけで床面が広く見え、掃除もしやすくなります。
荷物は仮置きでも“見えない場所”に
段ボールやエコバッグなどは玄関横やクローゼットに一時移動。
視界から外すだけで、生活感が軽くなります。
香りや空気感をやさしく整える
強い香りより、ほのかに香るアロマや自然素材の消臭アイテムがおすすめ。
玄関の空気がふわっとやわらぎます。
2: 【トイレ】生活感をやさしくカバー
来客が使う時のことを考えて、清潔感と使いやすさを意識します。

トイレットペーパーや掃除道具は見せない収納に
ケースやかごにまとめて、目に入る位置から外します。
香りは控えめに
香りは好みが分かれるので、強すぎずほんのり香る程度に。
前日に掃除+当日は軽くひと拭き
“今すぐ使える状態”にしておくことで、当日の焦りが減ります。
3:【洗面所】手を洗う時間も心地よく
手洗いの時に目に入る部分は、来客にとって意外と印象に残ります。

ハンドソープやタオルを整える
使いかけの詰め替えパックや雑多なアイテムは、棚や引き出しにしまっておきます。
水垢・鏡のくもりを取る
5分でできる簡単な拭き上げでも、空間がパッと明るくなります。
タオルは清潔なものをスタンバイ
来客用に1〜2枚、使い心地のよいタオルを用意しておくと安心です。
ライター・nonのひとこと
来客動線の整えは、「完璧に見せるため」ではなく「お互いが心地よく過ごすため」。
すべての場所を完璧にしようとすると大変ですが、目に入りやすい3カ所を整えるだけで、印象も気持ちも大きく変わります。夏休みのちょっとした時間に、“来客動線”を見直して、気持ちよく来客を迎えましょう。
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